平成２０年７月１７日（木）

暑中見舞いで行ったり来たり

《旧暦6月15日》途中で愚生の出演する落語会のポスターを発見ッ！

★盆暮れのあいさつは減少傾向にある。昔からお世話になっている業界
の恩人は直接お伺いしてごあいさつをしている。ところがお中元に間に
合わず、暑中見舞いになってしまうと少々気が咎めるなァ、本日は三カ
所ばかりお伺いをしたが、一軒どうしても留守で４時間後に再度伺って
もダメなお宅があった、後日出直しということになる、炎天下歩くのは
つらいものがある「鰻の幇間」という噺は良く出来ているネ(笑)。

★暑中見舞いの合間に浅草へ足を伸ばし「セキネベーカリー」でエクセ
レントという品質の高い食パンと、もちもちっとした食感の食パンを買
い、すぐその足で「鮒金」のしそ昆布を買い込んだ。私には奇癖があっ
てエクセレントをトーストにしてマーガリンを塗り、鮒金のしそ昆布を
乗せて食すことを至福のメニューとしている。マジに美味いよ～！

★鈴本演芸場は７時の出番だった、いつもは少なくとも30分前に楽屋入
りするのだが、本日は１時間前に入った。このところの暑さは格別で、
汗が引かない、駆け上がりなんぞしようものならとんでもないことにな
る、着物は汗でびしょびしょになってしまうこと必至、時間をかけて汗
を引かすのが一番なんだ、噺家の生活の知恵であります(笑)。
仲入りの出番を済まして、夜主任（トリ）の菊志んさんと最近のオジャ
リさんの話をした。小さい子供が３の倍数でアホになるという世界のナ
ベアツさんのギャグの真似をして困ったというものだ。小学校の算数は
授業にならないそうだよ、イチ、ニ、サ～ァ～ンってんで与太郎になっ
ちゃうそうだ(笑)。これじゃ落語の「時そば」は大変だよ「勘定は細け
ぇよ、ひい、ふぅ、ミィ～イ(与太郎)、よぅ、いつ、ム～ゥ(与太郎)、
なな、やァ‥‥、今なんどきだい？」ったら、そば屋が「ココノチュ～
ゥ(与太郎)」って、これじゃ落語になりまへんナ(≧ω≦)

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