平成１８年１２月１１日（月）

国立演芸場で六代目小さん襲名興行開始

《旧暦10月21日》

※国立演芸場の入口には満員御礼の札が出ていた

★国立演芸場で六代目小さん襲名興行が始まった。高座と口上の司会を
することになっている。早めに楽屋入りをしたが既に六代目の兄さんは
楽屋入りをしていた。どうやら高座の飾りとか幟の手配、初日の弁当の
気遣いなどがあって早い楽屋入りとなったようだ。ヤツガレとは本当に
久し振りである、約１ヶ月の全国襲名興行はマジで大変だようである。
馬風会長は我侭な人だから大変だったようだよ（笑）、本人は自分のこ
とだから勢いでやっちゃったと笑いながら話をしてくれた(＠_＠;)
＜小さん襲名のチラシです＞
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=1065_1.jpg

★今回の襲名興行は人気があって１０日間の内、７日間が既に満員御礼
状態だそうだ、当日の立ち見が少々あると言うことでいわゆる札止め状
態なんだそうだよ、嬉しくなっちゃうよなァ～！（＾－＾）！
楽屋の黒板を見たら、やたらと団体さんの書き込みがあった、寄席へ行
けなかった人たちのラストチャンスということかしら♪国立演芸場は駐
車場が激安なのでバスで来たり車で来る人たちには非常に便利な寄席だ
よね、出演者だって車で行けば無料駐車場が確保してあるのでありがた
い、しかし、車で出かける噺家は少ないというか‥‥、皆無だよ（笑）。
都内は時間が読めないし、地下鉄の方が便利だよねぇ♪

★国立へ行く前に故・柳家小せん師匠のお宅へ行った。小せん師匠のお
内儀さんから生前のお礼に形見分けをしたいとのことだった。
着物は寸法が合わないので、帯源の帯と半襟、そして普段来ていた師匠
がお気に入りのカーディガンを頂戴した。うかつにもこの見覚えのある
カーディガンを試着した時に目頭が熱くなってしまった‥‥、お内儀さ
んもしみじみとヤツガレに思い出話をしてくれた。小せん師匠の普段は
本当に静かな人だったそうだ。本当に寡黙な人でヤツガレがお宅に伺う
とヤツガレと一緒になって話をするが、本当は自宅ではほとんど喋らな
い無口な旦那さんだった‥‥、言われてみるとそういう師匠だよなァ。
ヤツガレの家の近くに菩提寺があるので今度は墓参りをしよう。合掌


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