平成１８年９月２２日（金）

高尾の金南寺で落語を一席うかがう

《旧暦8月1日》

※写真は金南寺の村上住職が撮ったものです

★中央線のと特快：高尾行きを利用して金南寺さまへ伺った。
何の気なしに中央線を利用したが‥‥、後になって考えてみれば良
く人身事故で電車が止まることがあることに気が付いた(^_^;)

京成電車を普段使っている人間はラッシュとか人身事故による不通
など関係ないんだね（笑）。ニューマリオネットの伊原先生はＪＲ
千代田線を使っているけど金町で京成電車に乗り換えているんだ。
伊原先生はいつも空いている京成電車がとても好きなんだそうだ♪
いつでも空いていて良い塩梅であると褒められたけど‥‥、心底か
ら喜べないのは何故だろうか（笑）。

★金南寺のお施餓鬼は一昨年に亀蔵さんと行ったことがある。その
後まさかまた伺うとは思っていたなかったので、すっかりどんな噺
をしたか忘れている、本当に困ったもんであるゾッ！反省しなけれ
ばなりません。そこへ行くと兄弟子の柳家小三治は大したものだと
思う。電子手帳に自分が演った演題とその時のマクラを几帳面に残
しているんだ。三遊亭圓窓師匠も記録を残すタイプで演題帳を見せ
てもらったことがあるけど、そのときに着た着物の柄や色を記帳し
ていた。これには驚いたネ＼(◎o◎)／！ヤツガレには無理だ(笑)
だってそんなに着物を持っていないからねぇ、自慢にならないよ、
コリャ＼(>。<)／ギャ-

★今回は二ッ目に昇進した古今亭菊六くんと一緒だった。菊六くん
を見た金南寺のご住職は体型を見てホッとしていた、前回の亀蔵さ
んが余りに大きかったので仮設の高座の心配をしたそうだ（笑）。
そういえば圓十郎になった亀ちゃんはまた太ったようだよマジで。
ご住職は冗談に、あまり大き過ぎて葬式で困った話を聞かしてくれ
た。身長が２メートルを越えるご遺体を断わる火葬場があるそうだ
よ、落語の「付き馬」じゃないけど図抜け大一番小判型じゃないけ
れど焼き場のカマに入りきらなくて困った事があったそうだ(^^ゞ

高座に上がる前にご住職からお願いがあった。墓所でのお供物は持
ち帰って欲しいとのこと。カラスの害は都内でも承知していたが、
高尾方面ではイノシシの被害を恐れているそうだ＼(>。<)／ギャ-
このイノシシは墓を掘り起こすなど信じられないような被害をもた
らすそうだ。う～ん、イノシシとは気が付かなかったなぁ。

★菊六くんは明るくて良い按配だね、若いんだから元気で明るいの
が一番良いんだよ。上手がっていやがる奴にろくな者は居ないよ。
素直で明るい噺家は進歩するんだ。強情で暗い奴は噺家には向いて
いない性格かもしれない、あまり偉そうなことを言うのはよそう。

　　　１、子ほめ　　　古今亭　菊　六
　　　１、紀　州　　　柳　家　小袁治

★お施餓鬼での一席は本堂で行なわれた。本堂の右側に仮設の高座
を設けて行なったが、ヤツガレの後幕を掛けるとイメージが変わる
ような気がした。しかし、我々の後に厳粛なる施餓鬼の法要がある
のだから勝手なことは出来ないかもしれない。また、チャンスがあ
ったら是非ともお伺いしたい、ご住職さま宜しくお願いしますッ！

★自分の独演会の準備があるので鈴本演芸場へは立寄らずに帰宅し
た。独演会のプログラムの原稿作りをして噺の稽古をしようと思っ
たら‥‥、夜中の２時過ぎに成っちゃった、あゝ、また中途半端に
なっちゃったなァ、明日は口上の司会をすることに成っているんだ
気が重いよなァ、ちゃんと出来るかしら？

＜朝日新聞の小さん襲名ニュース＞
http://www.asahi.com/culture/update/0921/020.html?ref=rss

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