ひだまり通信

無農薬、有機栽培で週末農業にチャレンジ。
そのドタバタぶり、笑い、苦悩、感動!

機械と手

2008年09月23日 | 田んぼ2008
もち米の稲刈りが終わった。
今年は雑草が多いので、全部手で刈り、はせがけにした。
昨日、午後から雨が上がったので休暇を頂いて稲刈りをし、正味1.5日かかった事になる。
手での作業は時間がかかるが、雑草を取り除きながら一本の稲穂も無駄にしないように丁寧な仕事が出来た。


もち米が終わりあきたこまちの田んぼに行ってみると、田はぬかるんでおり作業は難航していた。
機械に雑草が絡まり、束ねない状態でのバラバラの稲穂がところどころに固まって置いてあった。
刈り残されてぬかるみの泥の中に浸かっているもの、ちぎれて束ねるには短すぎるもの。
そういうものも、後から手作業できれいに束ねなおし、はせに掛けていく。
本当に機械は効率が良さそうで、悪い条件下では手作業の数倍も時間がかかる事になる。
何だか、せっかくの稲穂が、粗末に扱われているようで痛々しい。

そうは言っても、限られた時間と体力と天気勝負の週末農業者には、悔しいけれど選択の余地はないのだ。


田んぼに組まれる杭は、子ども達には格好の遊び道具となる。
私も小さい頃、よじ登っては夕日を眺めたり、逆上がりの練習をしたりしたっけ。
今日も孫達は、「ブタの丸焼き」「魔女」「滑り台」と名前をつけて遊んでいた。

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2 コメント

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お疲れ様~ (mogu)
2008-09-24 07:58:47
いつも美味しいお米ありがとう

昨日山の帰り、車窓からは稲刈りの様子が見られましたが、こういう苦労の末、私達が美味しいお米戴けるのでね。

ちまたでは事故米が話題ですが全部輸入したお米だそうです。日本の田んぼをつぶして、外国から輸入する意味がわかりません。

田んぼは日本の原風景ですから
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mogu様 (やま・ゆり)
2008-09-28 23:24:26
コメントありがとうございます。
お返事遅くなり、ごめんなさい。

事故米には驚きましたね。
お米の形をしていなくても、形を変えて色々な食品に混入していることを思うと、恐ろしいです。
人体に影響がないかどうかは、食べた事による直接の影響よりも、不安で何を食べて良いか分からないというストレスのほうが大きいのではないかと思います。

今年は稲刈りが難儀していて、どれだけの品質のお米が出来るか心配です。頑張ります。
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