あきたこまちの田んぼは、民家が近いせいか強風と言えどもそれほどの被害はなかった。
稲の間に隙間を開けてやり、数本の杭で補強をした程度で済んだ。
問題は、はえぬきの田んぼ。
遮る物がない田園地帯ではもろに風を受け、予想通りハセは傾き一部倒壊していた。
8日は夫が仕事で出勤していったので、私が雨の中、落ちた稲束を集めシートに包み
倒壊した杭を使い、当座のつっかえ棒にあてがい、取り合えず急場をしのいだ。
ようやく雨の上がった今日は、夫とハセの修復にかかる。
一本一本、傾いた杭を起し、東と西からつっかえ棒を当て補強し、稲をかけなおした。
また風が吹いても、今度こそ大丈夫だろう。
田んぼは水浸しなので、水路の草刈と、畦シートを取り除いた。
雨が上がったばかりだが、風が強い分水分が吹き飛ばされ稲の乾きは早いのかもしれない。
昼近くには、晴れ間を待っていたとばかりに、どの田んぼでもコンバインがフル稼働していた。