
日時…H.27.5.28(木) 天候…晴れ 気温…18.1℃(天山頂上、12時00分) 風があって寒いくらいでした。
天山にもミヤマキリシマが自生していることは以前から 知ってはいましたが、花の時期には登っていなかったので、自生のミヤマキリシマに逢うのは昨年5月28日由布岳以来ですので、楽しみにしていたところです。
上宮駐車場へは小城からのルートを上がってまいりました。7時55分に到着したのですが、先客はゼロでした。ストレッチや身支度をしていると1台到着。 挨拶を交わして先行する。 私はあめ山分岐を左折してあめ山に向かいましたが、先ほどのお二人さんはあめ山には登られなかったようです(復路でも会わなかった)
あめ山分岐一帯からヤマツツジや山野草が咲き乱れる花園です。どんな花たちに出逢えるでしょうか。
コース&タイム
上宮駐車場(850)8:36→あめ山分岐(955)8:58→ あめ山(996)9:26~9:35→分岐9:44→天山頂上(1046.2)10:03→天山尾根を七曲峠方面へ散策、引き返し(950)11:18→頂上11:55~12:23→駐車場12:50
これから登る天山方面を小城より見上げる。
上宮駐車場から天山の頂上を見上げる。8:10
駐車場から70mほど行くと天山上宮や池がある。
金色の鯉が泳いでいました。 餌になるものを持っていなかったので、まったく近寄ってきませんでした。
タンナサワフタギの蕾 昨年は6月12日に訪問していますが、 既に終盤でした。
あめ山分岐を8時55分左折して996mのあめ山へ向かう。
あめ山へ向かう途中のヤマツツジの蕾
ヤマツツジ越しに麦秋の佐賀平野を眺める。
ツクシタツナミソウ(シソ科)
ソクシンラン(ユリ科)
同上 全体に毛が密生する
あめ山頂上附近の露岩
あめ山頂上(996)に建立せる〇〇記念碑 「総面積160町歩…」とありますが…
同上より天山の頂上を望む。
南側の林道からの登山道の様子。
コゴメウツギ(バラ科)
登山道に顔を出している蛇紋岩?
頂上直下のミヤマキリシマ(ツツジ科) 産まれて2回目の自生のミヤマキリシマの花
ここからタイムを計測。丁度5分で三角点に到着しました。
山頂の一等三角点(1046.16) 10:03
天山尾根を七曲峠方面へ ミヤマキリシマや他の花たちに逢いに出発します。
このように花の大きさや、葉の大きさ等を計測しながらの観察をしていきました。
同上の花の様子
同上の葉っぱの様子
昨年由布岳で初めて自生のミヤマキリシマに逢って以来、ここ天山で逢うのが2回目となりました。
1週間前あたりがベストかも知れませんので、次回からは気をつけたい。でも綺麗でしたよ。
笹の中に生えていますが、感動ものですね。
ヤマボウシ(ミズキ科)も咲いていました。
中央には20個ほどの小さな花があって、9月~10月には1個の赤い果実となる。
尚4枚の花びら状のものは苞(ほう)とのことです。
コツクバネウツギ(スイカズラ科)
折り返し地点(標高約950m)より彦岳を望む
以前に七曲峠から登頂したことがありますが、いつか白坂峠から挑戦したいと思っています。
天山へ0.6キロ地点から頂上方向を見る。
登山道のミヤマキリシマ
オオバギボウシ(ユリ科) 花は7月ごろですので楽しみです。
駐車場下に咲いていたエゴノキ(エゴノキ科)の花
同上
林道に咲いていたタンナサワフタギ(ハイノキ科)
林道のヤマボウシ
同上
ウツギ(ユキノシタ科) 「うの花の匂う垣根…」の唱歌に歌われている落葉低木。
左肩のスジを傷めたようで、先生から「出来るだけ動かすように」とご指導があったので、無理をしない範囲でリュックを背負っての天山花登山となりました。
何といっても本日の収穫は自生のミヤマキリシマに再会出来たことです。 雲仙、九重、阿蘇、霧島等のミヤマキリシマにもいつかは逢いたいと思っています。 大満足の天山でした。またお邪魔したいと思っています。