クズ

　すさまじい勢いのつる草は数々あれど、やはり帝王とも言うべきは【クズ】（マメ科クズ属、葛）ではないだろうか。

　あらゆる植物、建物すらも飲み込んでしまう。恐怖感すら覚える。

　でも花だけ見ればかわいいもんだな。

　　

　　
　　2013.8.31　新潟市西蒲区　角田山麓で

クルマバナ

　シソ科トウバナ属【クルマバナ】、車花。

　トウバナ属の代表選手「トウバナ」は我が家の庭にはびこっている。ずっと小さいが、同属だけあって似ている。

　クルマバナは雑草として見ていないせいか、遥かに爽やかに見える。

　　
　　2013.8.18　雪国植物園で

ヤブツルアズキ

　【ヤブツルアズキ】マメ科アズキ属、藪蔓小豆。

　花は色も作りもまさにアズキ。アズキの原種とされているようである。莢も似たような感じ。と言うことは食べられるのだろうか。

　　
　　2013.8.18　雪国植物園で

ヤマハギ

　マメ科ハギ属【ヤマハギ】、山萩。

　ハギはちょっと見で区別が付きにくい。ミヤギノハギのようにはしだれず、葉先が丸く、葉裏に微毛などとあるが、全く微妙。この写真も葉先に刺が出ているようだし。
　しかし前出のミヤギノハギより明らかに枝はしなだれていないし、葉裏を10倍ルーペで見ると何となく毛が見えるような（見えないような）・・手触りはざらつきではなく、滑るような毛の感じだ。

　　
　　2013.8.18　雪国植物園で

コミスジ

　タテハチョウ科【コミスジ】、小三筋。

　花と蝶。綺麗だが動きのない花。チョウはその間をひらひらと、お花畑に動きやアクセント与える引き立て役か、はたまたコーディネーターか。

　と言いつつ、けっこう地味なチョウだ。あちこちで、しょっちゅう見ているような気がするが、真面目に調べたことがなかった。オオミスジ、ミスジチョウ、コミスジ、ホシミスジ・・みんな似ているが、微妙に模様が違っている。

　　
　　2013.8.18　雪国植物園で