山猫法律事務所の独立開拓日誌

このブログは4年目20代後半の弁護士がほとんど縁のない土地で開業する頃までの脳内会議の模様を淡々と描いたものです。

開業地の選択1

2007-09-09 | 事務所の基本構想
ヤマネコ:どーも、ヤマネコです。
やまね子:は~い、やまね子よ。

ヤマネコ:今日も仕事乙~。
やまね子:乙~。

やまね子:ところで、昨日紹介したマニュアルは開業する地域によっては参考にならないかもって言っていたけど、開業地は決まってるのかしら? 上のブログのサブタイには『ほとんど縁もゆかりもない土地』って書いてあるけど。

ヤマネコ:ウェブ拍手にもこんなコメントが来てましたね。

      『いよいよだね。で、場所は?』

ヤマネコ:場所って、そんなに気になるものなの?

やまね子:お前は人様から行く末を危ぶまれているという危機感に欠けるな。

ヤマネコ:……マジ話をするとだな、どこで開業するかっていうのは、どうやってお客さんを呼ぶかっていうのにかかわってると思うわけよ。

やまね子:ニーズのある所に開業すべし、ってことかしら?

ヤマネコ:そう。それに、開業するということはそれなりに資本を投下するわけで、投下した資本を回収するくらいには留まる予定で開業地を選択しないといけないわけさね。

やまね子:つまり、相当期間はそこで仕事をすることを前提に事務所を構えないといけないというわけね。そういう点では、援助金で開業できて期間も制限されている『ひまわり』とは違うわね。

ヤマネコ:長く留まるってことは、それだけそこで生活をするわけだから、自分のプライベートな事情とかも勘案しないといけなくなるわけよ。

やまね子:普通は最初に就職した地域で最後まで仕事をするケースが多いだろうからそこらへんまで考えるきっかけはないだろうけど、あんたは少々フラフラし過ぎた感があるよな。

ヤマネコ:……そんなことも考えると、純粋に仕事のためだけでない要素も見逃せないわけよ。例えば、地域スポットとして、やっぱり大型書店と無印良品と漫画専門店は外せないね~。

やまね子:あんたのプライベートって、とことん薄っぺらいな……。(続く)


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