山猫法律事務所の独立開拓日誌

このブログは4年目20代後半の弁護士がほとんど縁のない土地で開業する頃までの脳内会議の模様を淡々と描いたものです。

番外編 現地視察?

2007-10-31 | 番外編
ヤマネコ:どーも、同期の結婚披露宴のため札幌に行ってました、ヤマネコです。
やまね子:は~い、ついでに転居先も見つけてきたわ、やまね子よ。

ヤマネコ:披露宴に出席していた同期の中に開業を予定している人がいたので早速話を聞いたのですが、2~3年は債務整理でつないで、その間に基盤を作ろうという感じのようです。

やまね子:まあ、本当のことを教えてくれたかはわからないけれどね。それにしても、札幌で就職した同期は過払い事件で結構稼いでいらっしゃるようで、話を聞くだけだとなんだかやっていけそうに思えてくるけれど、実際はそう上手くはいかないものなのでしょうねえ。

ヤマネコ:他にも同期ではない札幌の弁護士が多数出席していたのですが、一番驚いたのは弁護士間の人間関係の密度です。今まではドライな人間関係ばかりでしたが、これからはそうもいかなくなるのでしょうかね。

やまね子:委員会活動も活発みたいだからねえ。久しぶりに会った同期から『(性格が)丸くなったね~。あの頃の芸術家気質はどこにいったのか。』とか言われていたけれど、これからは自分が事務所を運営していく立場になる以上、少しは事務所外に対する社交性をも身につけるべきよね。

ヤマネコ:私、基本属性、ツンデレですから。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。伊勢内宮前の『おかげ横丁』http://www.okageyokocho.co.jp/にある煙管店『壺屋』の前で観光客用の椅子に普通に横たわる煙管を持った猫。ここでは1服100円で煙管体験ができるぞな。ま、わっちは煙管持ってるから別にいいんじゃがの。ちなみに、煙管の1服は大体3回吸う程度じゃぞ。

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タイムスケジュール3 優先順位

2007-10-27 | 事務所の基本構想
ヤマネコ:どーも、先日事務員の有志で送別会を開いて頂きました、ヤマネコです。
やまね子:は~い、餞別にグッチのネクタイと商品券を頂いたわ、やまね子よ。

ウミヘビ:更新が滞っている間に、こちらのコメントが届いておるぞな。

『受信だけだなんてやだーんヤマネコちゃんたら、アタシにメルアド教えてくれないんだから、つれないわねぇ~』

ヤマネコ:(`・ω・)つhttp://pillow-chart.jp/name.do

『いやなんです あなたがいつてしまふのが(泣) 関西にゆつくりしていらしてね』

ヤマネコ:あれ? なんで関西地区に居住しているのがばれているんでしょうね。

やまね子:西日本の神社仏閣の沢山ある地方に住んでるとか言って、京都と奈良の神社仏閣の写真ばかり紹介してりゃ、小学生でも分かるわ。

ヤマネコ:ちなみに、札幌での独立開業にあたって何が一番ダメージが大きいかというと、気軽に素晴らしい仏像や社殿を見に行けなくなることなんですよね~。まあ、その代わり色々なスープカレーのお店に行けるようになるわけですが。

やまね子:罰当たりな奴め。

ヤマネコ:さ、そうこうしているうちに、今の事務所の出勤日が残すところ後1日となりました。いよいよ泣いても笑っても開業準備を始めなければなりません。

やまね子:ま、普通は開業準備が進んでから退職するんだろうけれどねえ。

ヤマネコ:開業自体は年明け以降として、まず何から始めるべきかという優先順位をつけなければいけないかと考えると、ホームページ作りが可及的速やかに始めるべき事項かなと。

やまね子:営業のためにということね。開業に最低限必要な事務所物件や什器備品類については開業のタイミングとあわせて行って、入会手続については早めに行うとして、そうすると今の段階でやっておかなければならないことって、営業の他には経理なんかの事務所経営の知識の勉強かしらね。それにしても、ホームページ作りから入るって、いまいちずれているように思うけれどね。

ヤマネコ:まあ、そこは広告戦略重視の事務所開設事例ということで堪忍して下さい。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。伊勢内宮前の『おかげ横丁』http://www.okageyokocho.co.jp/にある招き猫専門店『吉兆招福亭』の店頭に並んだ招き猫。右手を上げる猫は金を、左手を上げる猫は人を招く。両方買ったので、事務所を開業したらお客が沢山集まってくれるといいんじゃがの。

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日弁連・弁護士会2 登録換え

2007-10-24 | 日弁連・弁護士会
ヤマネコ:どーも、赤外線通信はいつも受信のみ、ヤマネコです。
やまね子:は~い、一人でLOVE DIARY、やまね子よ。

ヤマネコ:さて、遠方の地で開業する際に気になるのが弁護士会や日弁連の登録関係なわけですけれども。

やまね子:とりあえず登録関係以外にも色々と気にすべきことがあるだろうという点についてはスルーさせるわけね。

ヤマネコ:何となく登録換えの手続きというのがあるというのは知っているのですが、具体的にどういうのが必要になるかというと、これがあまりよく知らなかったわけで。

やまね子:要は、今までは思いっきり人任せだったというわけね。

ヤマネコ:まず、登録換えの根拠条文ですが、弁護士法第10条になるようですね。

弁護士法第10条
第1項 弁護士は、所属弁護士会を変更するには、新たに入会しようとする弁護士会を経て、日本弁護士連合会に登録換の請求をしなければならない。
第2項 弁護士は、登録換の請求をする場合には、所属弁護士会にその旨を届け出なければならない。

やまね子:この点については、『弁護士名簿登録換え請求書』と『弁護士名簿登録換え届出書』という定型の書式が各弁護士会に備え置かれているので、適宜申請すれば頂戴できるわよ~。

ヤマネコ:また、第21条では法律事務所の届出義務が規定されています。

弁護士法第21条
弁護士が法律事務所を設け、又はこれを移転したときは、直ちに、所属弁護士会及び日本弁護士連合会に届け出なければならない。

やまね子:これによれば、今までの事務所を退職して、しばらくしてから独立しようとする場合は、一度自宅登録をして、事務所が開設できてから新事務所の届出をするということになるのかしらねえ。

ヤマネコ:よく独立する弁護士から、開業するまでの間は今までの事務所に登録を置かせてもらえるのかって訊かれることがありますが、このことなんでしょうかね。とりあえず、今の事務所には新事務所開設まで登録関係は継続しても良いと了承してもらいましたが。

やまね子:あと、事務所登録する際には固定電話がなければ受け付けてもらえないとも聞いたことがあるけれど、どうしてなのかしらねえ。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。比叡山延暦寺の根本中堂。ここには1200年にわたり一度も消えたことのない不滅の法灯があるぞな。油断という言葉の由来は、この法灯の油を絶やすなというところからきておるぞ。

ヤマネコ:ちなみに、比叡山延暦寺にある元三大師堂はおみくじ発祥の地と言われていて、今でも迷い事の相談の後、お坊さんが読経しておみくじを引き、その結果に基づいてアドバイスをしてくれます(祈祷料1000円)。ええ、もちろんやりましたとも。独立について、はじめは苦労するが、後に良くなる。欠けたる月が満つるが如し。また、慎重に準備をする方がよろしいということで、独立は来年が良かろうとのことです。

やまね子:で、実際に年明けに開業することにしたわけね。それにしても前途多難になりそうねえ。

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マーケティング2 セミナー・続

2007-10-22 | 広告・営業
ヤマネコ:どーも、事務所命令でバイト君が私の個人所有本をリスト化していましたよ、ヤマネコです。
やまね子:は~い、私の個人所有本の中で事務所にない書籍は買い足すそうねえ、やまね子よ。

ヤマネコ:最近はネットで転居先の物件を探してばかりですが、そろそろ本腰入れて開業準備をしないとやばいですね。

やまね子:今までと同じ家賃で部屋が二つ増えるとかいって歓喜してばかりもいられないわねえ。

ヤマネコ:それはさておき、先日のマーケティングセミナーで他に印象に残ったことを断片的にご紹介したいと思います。

やまね子:はいはい。

ヤマネコ:マーケティングというのは買い手の視点から売り手の活動を考えるという点で画期的な思考法だということですが、弁護士業を買い手の視点から見た場合、複数のサービスの選択の余地があり、かつ、サービスの価格が明確であることが重要だそうです。

やまね子:法律相談の予約を取る段階で相談料以外の費用は不明だったり分かりづらかったりする場合が多いけれど、そういうのが顧客に二の足を踏ませる要因になっているわけね。

ヤマネコ:それと、弁護士は非営利的組織的性格であるが、事業が目的であり利益は手段である、それゆえ利益の確保は重要である、だそうです。

やまね子:利益ばかりを追求してはだめだけれど、利益を確保しなければ事業の達成も困難である、って当たり前のことよねえ。

ヤマネコ:最後に、前回も触れましたが、顧客のニーズ・満足は法的問題の処理のみではないと。例えば、講師の方いわく、個人的には24時間いつでも弁護士と連絡が取れるというだけで価値がある、とのことです。

やまね子:よく知り合いに医者と弁護士がいると便利だというけれど、まさにその発想ねえ。ある意味、顧問契約の存在理由のひとつなのかしら。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。順序が逆になってしもうたが、伊勢神宮の外宮の正宮。この先には衣食住の守護神である豊受大御神がおはします。二拝二拍手一拝。

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マーケティング1 セミナー

2007-10-19 | 広告・営業
ヤマネコ:どーも、ヤマネコです。
やまね子:は~い、やまね子よ。

ヤマネコ:さて、今日は有給にもかかわらず、なぜ事務所に行ったかというと、夕方から弁護士会でマーケティングのセミナーがあったので、ついでにちょっくら仕事してこようと思って午後から出勤したんですね。で、セミナーの内容ですが、某大学の准教授を招いて、マーケティングの基礎が弁護士業務にどのように応用できるか、といったようなことが講演されていましたよ。

やまね子:ふ~ん。何か役に立ちそうなのはあるかしら?

ヤマネコ:顧客には満足をさせるよりも『不満ではない』という状態にさせる方が重要、というのが眼から鱗でしたね。

やまね子:『安い』ではなく『高くはない』ということね。

ヤマネコ:今まではとにかく最高のクオリティーを届けなければならないと思っていたのですが、最高のクオリティー=最高の満足ではない、ということだそうです。

やまね子:弁護士から見て最高のクオリティーの仕事であっても、一般の顧客からは分かりにくいし、純粋に仕事の内容だけが満足を決定するのではない、とも言っていたわねえ。

ヤマネコ:ところで、実は以前から考えていたのですが、弁護士業務を完全に対価関係で構築できないかと。例えば、こういった手続をこの価格で受任しますと説明し、了解するなら契約する、そして、手続の内容については同種事件では同じ業務内容で迅速に対応できるような定型化をする。こうすることで、少なくとも失敗しない事務所選びをする人には納得してもらえるサービスを提供できるのではないかしら、とね。

やまね子:事件処理の概要と価格を説明して了解してもらってから契約するというのは今までもやってきたことだけれどね。まあ、債務整理みたいに定型的な処理が多い事件であれば処理の定型化もそこそこ通用するでしょうけれど、何せ普通の事件は個別具体的だからねえ。

ヤマネコ:そこを何とか少しでも定型化していけば、今後の大増員時代、他業種参入時代を生き残れるのではないかと模索していきたいのですよ。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。開業前のお伊勢参りということで、伊勢神宮の内宮の正宮。この先に天照大神がおはしますぞな。ちなみに、正倉院展を見てから引っ越す予定じゃぞ。

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日弁連・弁護士会1 法律相談・国選弁護の登録

2007-10-18 | 日弁連・弁護士会
ヤマネコ:どーも、ヤマネコです。
やまね子:は~い、やまね子よ。

ヤマネコ:『あっ!』という間に、今の事務所の残勤務日数も片手で数えるくらいになりましたね。

やまね子:そうねえ。そんな時に、思わぬ残務処理を発見してあたふたしたり。

ヤマネコ:ぐさ。忘れがちかもしれませんが、弁護士会に登録している法律相談や国選弁護についても、あらかじめ登録換えするので担当できませんって連絡しておかないと、相談日当日に弁護士不在で大変なことになったりしますからね。

やまね子:本当に。前々から連絡しなければと思っていたけれど、ついつい後回しにしてしまったわねえ。

ヤマネコ:で、担当課に連絡したら、あっさりキャンセル扱いにしてくれました。

やまね子:あらら。

ヤマネコ:まあ、病欠とかそういうのと同じノリで処理されるみたいですね。最悪の場合には新アソを代打として送り出そうかと思ってましたが。

やまね子:いずれにしても、早めに連絡するのが迷惑のかからない大人の対応というものよねえ。ちなみに、過去に弁護士会の法律相談で受任してまだ終結していない事件についても新アソに引き継いでもらったけれど、担当課には電話一本で担当弁護士変更の手続が済んだわね。

ヤマネコ:一応、そういった事件は個人受任扱いになるという今の事務所の新基準が打ち出されたので、新アソにとってもいい小遣い稼ぎになればいいんですけどね。

やまね子:念のためだけど、弁護士会によって扱いは違うだろうから、早めに連絡するのよ~。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。薬師寺の層塔。手前が東で奥が西。

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参考書籍7 法律事務所をつくる

2007-10-16 | 参考書籍
ヤマネコ:どーも、彼の地の同期の先生から、実はラ○オンズマンションで開業している弁護士が結構いるという話を聞いてかなり心が揺れています、ヤマネコです。
やまね子:は~い、個室があって改装費用が抑えられてテナントに同業者多数って条件満たしまくりよねえ、やまね子よ。

やまね子:情報ありがとうございます。それで、今まで色々と条件を考えてきたけど、そっちの方はソースはあるのかしら?

ヤマネコ:一応。過去に紹介した弁護士独立マニュアルのほかに、『法律事務所をつくる!』(鈴木章著・株式会社トール)も参照しています。

やまね子:法律事務所の開設に当たって、物件選びから什器備品類の選定まで、基本的な考え方をまとめている感じね。

ヤマネコ:本のサイズが特殊なのと実質的に左頁にしか本文がないといったように、本のつくりとしてはいかがなものかと思ったりもしますが、特に不動産や什器備品類といったいわゆる内装関係にも触れている点では他の書籍にない独自性がありますね。とりあえず抑えておくという感じでしょうか。

やまね子:この本を出版しているところは実際に法律事務所の開設業務も行っているようだけれど、こういう業者には頼まないのかしら?

ヤマネコ:う~ん。できるかぎり自分でやっていきたいんですよね。とりあえず最初は試験的に小規模の事務所を開設して、うまいこといって規模を拡大するときに業者に頼むという方が、負担が少なくていいかなと。

やまね子:うまくいけばねえ……。うまくいかなかったときは?

ヤマネコ:うまくいかなかったときは、(以下略)。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。平城宮跡の朱雀門を別の角度から。これぞまさしく日本の原風景じゃな。

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事務所物件4 広さとか

2007-10-15 | 事務所不動産
ヤマネコ:どーも、今日は思い立ってかぼちゃの煮物を作りました、ヤマネコです。
やまね子:は~い、だし汁の賞味期限が切れていたけど、そんなの関係ねぇ! やまね子よ。

やまね子:さて、個室があった方がいいのはある意味当然のことではあるけれど、他に物件探しについて今の時点で頭に入れておくことはあるかしら?

ヤマネコ:まあ、最終的にはある物件の中から取捨選択をしなければいけないわけなので、あまり理想を語っても仕方ないかもしれませんが。とりあえず部屋は正方形の方が、什器備品類を配置するのに便利で使いやすいとか言われていますね。

やまね子:ある意味当然過ぎて、あまり参考にならないわねえ。

ヤマネコ:それと、部屋の広さですが、『弁護士の数×10坪+5坪』が必要といわれることが多いようですね。独立マニュアルとかにもそのように書いてありましたし。

やまね子:ま、最低限の広さとして認識していればいいかしらね。

ヤマネコ:あとは、同じビルのテナントの傾向でしょうかね。さすがに暴力団などの事務所と同じビルではまずいですからね。

やまね子:同じビルに法律事務所が密集している場合があるけれど、同業者ばかりだからみんな安心して入居できるということみたいね。ということは、結局よそ様の法律事務所が入っているビルが安全確実ということかしら。

ヤマネコ:そういえば昔、同じビルに法律事務所がたくさん入っていてお客の奪い合いにならないのかな~、なんて思っていた時期がありましたねえ。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。平城宮跡のススキと朱雀門。ようやく秋めいてきたのう。なんと大きな平城京。いい国とりつくろう鎌倉幕府。

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事務所物件3 間取り

2007-10-14 | 事務所不動産
ヤマネコ:どーも、事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ! ヤマネコです。
やまね子:は~い、室井さん、聞こえるか? どうして現場に血が流れるんだ! やまね子よ。

ウミヘビ:実務修習時代に見たり聞いたりした映画や音楽って、改めて見たり聞いたりすると、あの頃の雪が降っている曇り空や大自然の青い空や緑の森を思い出すわねぇ~。さて、こちらのコメントを頂いているわぁ~。

『やまねこ先生、ちゃんと栄養のあるご飯食べていますか? 北海道での開業が成功しますように。鹿児島から応援しています。ひっそりと応援しております。』

ヤマネコ:コメント&鹿児島からの応援ありがとうございます。自炊しよう自炊しようと思いつつも、なかなかそれに踏み出せずにコンビニ弁当やカップ麺の毎日です。

やまね子:先日も自炊しようとして、ニンテンドーDSの『DSお料理ナビ』を買っていたわねえ。それにしても、初期型のDSがまだ現役とは……。

ヤマネコ:さて、事務所物件を探す範囲は裁判所付近として、次はどうやって物件を絞っていくかですね。

やまね子:まあ、予算の事情はひとまず置いておくとして、以前マンションタイプとか店舗タイプとか言っていたと思うけど、あれはどうなったのかしら?

ヤマネコ:マンションタイプは、あらかじめ部屋が区切られているので改めて内装費がかからないのと家賃等が低いというメリットがある反面、ビジネス向ではないとか生活空間が無駄になるとかいったデメリットがありますね。店舗タイプはその反対かと。

やまね子:まあ、そこらへんは最初からどちらかに決めるのではなく、実際に物件を見て回って決めればいいんじゃないかしら?

ヤマネコ:ですね。ただ、この中で一番気になるのは間取りです。やはり、法律相談や会議のための部屋は、プライバシー等の関係で遮音性に優れた個室を用意したいもの。逆に、弁護士と事務局との間は隔離しない方が、監督の目が行き届いて良い、といった意見を聞きますね。

やまね子:個室を作るとすると、店舗用の物件の場合には、最初の内装で部屋を区切る必要が出てくるので費用がかさむ可能性があるのよねえ~。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。東大寺の鹿様。イカサマではなく鹿様。最後に、個人的には風船型の猫だと思ってるわぁ~。

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事務所物件2 事務所の立地条件

2007-10-13 | 事務所不動産
ヤマネコ:どーも、ヤマネコです。
やまね子:は~い、やまね子よ。

ウミヘビ:それはそれとして、こちらのコメントを頂いているわぁ~。

『ひっそりと応援しております。』
『差し支えなければリンクを貼らせて頂いて良いでしょうか?』

やまね子:コメント&ひっそりと応援ありがとうございます。うちはリンクはフリーだわよ。

やまね子:さて、事務所物件のタイプを検討しても、そういった物件が見つからなければ仕方ないわけで。とすると、まずはどこら辺で物件を探すかが重要になってくるわねえ。

ヤマネコ:一番多いのは、やはり裁判所の近くでしょうかね。下手をしたら一日に数回は事務所と裁判所の間を往復することになりますから、使用頻度の高い裁判所に近い方が移動にかかる時間を節約できて良いという理由が根強くあるように思います。

やまね子:弁護士だけでなく事務局サイドからしても、裁判所や弁護士会が近い方が外回りの時間が短くなるので便利になるわねえ。

ヤマネコ:特に、最初は事務員を雇わずに開業して、仕事が来るようになったら事務員を雇用しようかな~、などと考え始めているので、あまり事務所を無人にする時間がないようにしたいんですよね。そうすると、やはり外出の時間を短くするために裁判所付近がベストということになるのでしょうな。

やまね子:ちなみに、『これからの法律事務所の立地は利用者のアクセスの利便性を考慮し、ハブステーション付近に立地すべきだ!』とかいう意見もあるわねえ。

ヤマネコ:独立している同期の先生方にしたら、『そんなアホな話は信用するな!』とか言われましたけどね。



ウミヘビ:懐かしい日本の原風景シリーズ。伏見稲荷の千本鳥居。スキマ妖怪の式がいそうねぇ~。

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