『不干斎ハビアン』。日経新聞に載っていた記事から興味が出て買ってみました。この種の本は、遠藤周作の『沈黙』ですが、この本は、副題にもあるとおり、「神も仏も棄てた宗教者」の話。時代は江戸時代。もともとは禅僧だが、クリスチャンへ改宗。『妙貞問答』を書き、日本人クリスチャンの代表者として活躍し、なぜか突如、キリスト教を棄て、「棄教」活動をする。徳川幕府の将軍にも謁見したりし、最後はクリスチャン取締りも貢献する。凄いのは、仏教、キリスト教のみならず、神道、儒教、道教等あらゆる宗教に精通し手居たところでしょうか。この話は、たった400年前の話ですが、著者は『日本霊性論』とか今よく本を書いている僧・大学教授の釈徹宗氏の著ですが、話の進行に臨場感があり、一気に読みました。
宗教つながりでも無いですが、『人生に疲れたらスペイン巡礼』(小野美由紀著)も面白く読みました。カトリック3大聖地「サンチアゴ・デ・コンポステーラ」への旅「カミーノ・デ・サンチアゴ」の話です。正直、こんな聖地があるのは初めて知ったことで、素直に楽しんで読める本でした。
この本もそうですが、中央通りは銀座一丁目と京橋の境目あたりにある「LIXIL」の本屋は一見の価値があります。小さなスペースですが、いろいろなジャンルの本が小気味よく並んでいます。
宗教つながりでも無いですが、『人生に疲れたらスペイン巡礼』(小野美由紀著)も面白く読みました。カトリック3大聖地「サンチアゴ・デ・コンポステーラ」への旅「カミーノ・デ・サンチアゴ」の話です。正直、こんな聖地があるのは初めて知ったことで、素直に楽しんで読める本でした。
この本もそうですが、中央通りは銀座一丁目と京橋の境目あたりにある「LIXIL」の本屋は一見の価値があります。小さなスペースですが、いろいろなジャンルの本が小気味よく並んでいます。