久しぶりの渋谷。
「HIKARIE」を覘いて時間つぶしから、渋谷の宮益坂上の古本屋を覘く。以前、「井筒俊彦」や「石原吉郎」を買った店だ。今回は、『考古学からみた琉球史・上/下』450円なりを購入。
途中、「イメージフォーラム」で、近日公開の『あめつちの日々』と『あまくない砂糖の話』のチラシをゲット。
その後、久しぶりに、このブログに何度も登場する、世界で世界で唯一の『オーガニック鮨・大内』へ。しばし、「酸処理しない海苔」と「山室さん」の話。一時代を決定付けた功労者で一致。どうしていますか?
『大内』は相変わらず体に染みわたる鮨でした。旨いねー。この鮨を食べずに死ぬ日本人は本当にお気の毒です。名前だけで高い値段を自慢するお店のすしを食べている、自称グルメさん、ご愁傷様です。
週末は、京橋図書館で借りた『きみの出番だ、同士モーゼル/詩人マヤコフスキー変死の謎』を読む。以前、亀山郁夫氏のテレビ番組で見た詩を読みたくて探しましたが、たまたま謎解き本(実際は解けてないが)になってしまいました。同時に予約した『マヤコフスキーの愛』には探している詩があるかもしれません。
『マヤコフスキー変死の謎は、ワレンチン・スコリャーチンと言うジャーナリストが書いて翻訳は2000年2月に出版されている。未完本。
あの秘密主義のソ連で、よくもこれだけ調べ上げたと驚くばかりです。日本のジャーナリストにも、これだけの人は居ないのではないでしょうか。
マヤコフスキー(以下詩人)の死は、公式には、拳銃による自殺となっていますが、著作では、OGPUと言う諜報機関による射殺を強く示唆しています。OGPUと言う名称はあまり聞きません。ルビャンカといえば、KGBですが、どうやらКГВカーゲーベーの前身ГПУゲーペーウーのことらしい。
詩人をめぐる男女の関係、スターリン時代のプロレタリアート詩人、諜報機関の巧みな監視・抹殺は臨場感溢れる内容になっています。ところどころに出てくる地番名は懐かしくおもいました。
今のロシアもそうですが、都合が悪くなると「消し」てしまう。これは、プーチンが居なくなっても変りはしない、悪しき伝統(というには余りにも軽すぎます)ですね。
メキシコで殺されたトロツキー、ロンドンで殺されたジャーナリスト。最近の中国も見習っていますが、、、。
そんな国と外交交渉は、今の日本では、かわいそうなくらい無理ですね。
詩人の有名な詩から
これでいわゆる 「一件落着」
愛のボートは粉々だ くらしと正面衝突して
ぼくは人生と手を切る 数えあげても無駄なこと
互いの傷みを 不幸を 屈辱を
いつまでもお仕合わせに。
さあ、お彼岸のお墓参りに行かなくては!
「HIKARIE」を覘いて時間つぶしから、渋谷の宮益坂上の古本屋を覘く。以前、「井筒俊彦」や「石原吉郎」を買った店だ。今回は、『考古学からみた琉球史・上/下』450円なりを購入。
途中、「イメージフォーラム」で、近日公開の『あめつちの日々』と『あまくない砂糖の話』のチラシをゲット。
その後、久しぶりに、このブログに何度も登場する、世界で世界で唯一の『オーガニック鮨・大内』へ。しばし、「酸処理しない海苔」と「山室さん」の話。一時代を決定付けた功労者で一致。どうしていますか?
『大内』は相変わらず体に染みわたる鮨でした。旨いねー。この鮨を食べずに死ぬ日本人は本当にお気の毒です。名前だけで高い値段を自慢するお店のすしを食べている、自称グルメさん、ご愁傷様です。
週末は、京橋図書館で借りた『きみの出番だ、同士モーゼル/詩人マヤコフスキー変死の謎』を読む。以前、亀山郁夫氏のテレビ番組で見た詩を読みたくて探しましたが、たまたま謎解き本(実際は解けてないが)になってしまいました。同時に予約した『マヤコフスキーの愛』には探している詩があるかもしれません。
『マヤコフスキー変死の謎は、ワレンチン・スコリャーチンと言うジャーナリストが書いて翻訳は2000年2月に出版されている。未完本。
あの秘密主義のソ連で、よくもこれだけ調べ上げたと驚くばかりです。日本のジャーナリストにも、これだけの人は居ないのではないでしょうか。
マヤコフスキー(以下詩人)の死は、公式には、拳銃による自殺となっていますが、著作では、OGPUと言う諜報機関による射殺を強く示唆しています。OGPUと言う名称はあまり聞きません。ルビャンカといえば、KGBですが、どうやらКГВカーゲーベーの前身ГПУゲーペーウーのことらしい。
詩人をめぐる男女の関係、スターリン時代のプロレタリアート詩人、諜報機関の巧みな監視・抹殺は臨場感溢れる内容になっています。ところどころに出てくる地番名は懐かしくおもいました。
今のロシアもそうですが、都合が悪くなると「消し」てしまう。これは、プーチンが居なくなっても変りはしない、悪しき伝統(というには余りにも軽すぎます)ですね。
メキシコで殺されたトロツキー、ロンドンで殺されたジャーナリスト。最近の中国も見習っていますが、、、。
そんな国と外交交渉は、今の日本では、かわいそうなくらい無理ですね。
詩人の有名な詩から
これでいわゆる 「一件落着」
愛のボートは粉々だ くらしと正面衝突して
ぼくは人生と手を切る 数えあげても無駄なこと
互いの傷みを 不幸を 屈辱を
いつまでもお仕合わせに。
さあ、お彼岸のお墓参りに行かなくては!