直接にお会いしたことはないが、間接的には多少の縁があった。
書庫には、以前は何冊かあったが、現在は『京セラフィロソフィ』のみ残っている。
改めて1時間でななめ読みしてみた。今までの自分の人生と照らし合わせてみると、何一つ書かれていることを実行していない体たらくである。
素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。とかく能力のある人や気性の激しい人、我の強い人は、往々にして人の意見を聞かず、たとえ聞いても反発するものです。、、、
大昔このブログにも書いたサミュエル・ウルマンの詩「青春」も載っている。吉田義夫訳とあるが、ここは書庫の角川文庫の佐山宗久訳とはを引用させてもらう。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。・・・80歳であろうと人は青春にして已む。
稲盛氏は90歳の天寿を全うしたが、私も80歳まであと????
追伸:逝去後、いろいろな話がインターネットをにぎわす。接待に「吉野家」をつかう話を読む。そういえば、私の知っているS旅行会社の社長は、スチュワーデスに「どこか有名な和食店へ連れていって」と言われ、「吉野家」に連れて行った逸話の持ち主。でも、稲盛さんだから、カレーライスでも「吉野家」でも感激するが、普通の人間が同じことをやっても、所詮はせいぜい「並盛」だ。