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「罪」の原点

2017年04月22日 | 新聞
日経新聞2017年4月22日の「文化」欄の遠藤周作「罪」の原点を読んで。

遠藤周作のパリ留学時代の恋人、フランソワーズ・パストルと言う女性への手紙が新たに発見されたことが書かれている。遠藤は結婚を約束して、帰国するが、すぐに別の日本女性と結婚。そのことに苦しみ、「わたしが・棄てた・女」、「心の弱さから罪を犯した人間は救われないのか」の「遠藤文学の最大のテーマがあらわれ」、「沈黙」を書く。

日本文学の研究者となったフランソワーズとは10数年後に別れるが、「和解」はない。若くして病没する。「私は自殺することに決めました」の手紙原稿を残して。

「恋をするのは簡単だが、愛し抜くのは難しい」で記事は終わる。

自分の人生に投影してみるとどうだろうか。誰にでもある中学時代の淡い恋。今での同窓会でも会う人。高校時代の話すこともできないでただ遠くからみるセーラー服への恋?。その駅は今でも通る。大学で出会ったフランス科の女性。実質的初恋?。会社に入ってからの結婚。その後も、、、、、今も、愛への情熱は冷めない。そんなかにも、遠藤周作ほどでは無いかもしれないが、今思えばいくつかの「裏切り」は無かったとはいえないだろう。今いろんな意味で幸せだと言えるが、そのことが、やはり、心の隅に残って消えることはないだろう。それが人生か!

テレビでは演歌の弾き語り特集が番組。演歌心は日本人の自分には離れられない。
特に星野哲郎の歌詞は良い。自分には一曲すら書けない。情けな~。

書架をみると、遠藤周作では、「イエスの生涯」、「キリストの誕生」が目に入る。古本屋で買ったものだ。「沈黙」もあるはずだが見つからない。

今晩は何を読もうか。




ビジネスヒント

2017年01月22日 | 新聞
今考えていること =整理=

トランプ大統領就任 遊川氏 コロニー・キャピタル

映画は『聖の青春』

焼肉『寿苑』

将棋界「三浦九段」

メディカルフィットネス

北山修 白鴎大学副学長 退職記念特別公開講座 2017年2月4日(土)

平昌五輪と竹島

懲りない朝日

旅行中の荷物を預けたい/預かってくれる店舗 エクボクローク テンプグラブ

EU離脱とメイ 『移民の経済学』

棋史深訪 地獄谷温泉  木谷実 美春夫人

クラウドファンディング 『マクアケ』 栃木西堀酒造 → 南アワイン 『34LLC』プロジェクト
Cfaバックヤードワイナリー

インバウンド2400万人=中国(637万人)+韓国(509万人)+台湾(417万人)+香港(184万人)+その他

キツツキ型ドアノッカー

カジノ ハウステンボス

イーオン ラグビー日本代表英語研修サポーター契約

お盆に歩く・考える

2016年08月14日 | 新聞
昨日はお盆の最中、今年は一人で両親の墓参り。供える仏花は、寺の近くのスーパーで買うのだが、まわりの墓の花もほとんど同じ。笑ってしまう。自分が死んだら、花は、家に咲く一輪の花がいい。今だと鉄砲ユリ? 秋なら菊?。いやまてよ、その前に墓じまい?

近所の人の初盆に線香をあげて、日課のウオーキング。いつもの和菓子店で水羊羹。野木駅近くの洋菓子店でモンブランを買う。聞くと、ご主人は東京のホテルでパティシエをしていて、奥さんの実家の野木に移って店を開いたと。そんなわけで古河行きを変更して、同じ道を家まで歩く。時間はほぼ同じ。13,000歩くらい。

平日はゆっくり新聞も読んでいない。見出しを舐めるだけなので一週間分をすこし時間をかけて目を通す。

・『AI、がん治療法助言・・白血病のタイプ見抜く』は、米IBMの「ワトソン」が、 患者の遺伝子情報から適切な治療薬を発見し、病状が回復というニュース。ビッグデー タには拒否感があるが、やるきの勉強家の医者には朗報。
・『2億5000万後の大陸移動を予測』・・こちらもスパコン。ユーラシア大陸と北米 大陸が一緒になり、オーストリアが日本を押し上げドッキングするという。アフリカと 南米大陸も北半球に移動し、南極大陸だけがそのまま。2億年以上前の「パンゲア」に ほぼもどる感じ。それにしてもこれが何の役に立つのだろうかと思ってしまう。人類は
 核戦争か、数度にわたる氷河期で絶滅しているのだから。ただ、SF的には面白い。
・本関係は、『お墓の大問題』。買うかどうか迷う。図書館か?。『死すべき定め』は米
 国のナーシング・ホームの話。動物や植物や施設のスタッフの子供達と一緒に生活する
 ことで入居者達が生き生きする話も載っているらしい。生々しすぎて、耐えうる自信は
 無い。『学力・真理・家庭環境の経済分析』は「親の所得は教育に影響するのか」だ。
 『「憲法改正」の比較政治学』ほか、改憲関係の本。

・山田太一の記事。「時代の流れに個人的に抵抗するのは難しいですが、それでもせめ  て、時間をかけて物事を考える余裕を持ちたいですね。すぐに判断したことで正しい事 は少ない。、、、いろいろな面で日本人もタガが外れてきたようです。最近、日本人は ここがすごいとか素晴らしいとか、こんな場所にだって暮らしているぞとかテレビ番組 でやたら褒めていますね。自分で自分のことを素晴らしいだなんて恥ずかしいですよ。 不愉快ですよ。素晴らしければ素晴らしいほど自分では言わないのが日本人の感受性だ ったのにね」←今は自己主張しないと中国蛮族にやられてしまうのではと思いますが、 山田先生いかがでしょうか?
 「きれいな言葉も注意したほういい。震災後によく使われた『絆』なんて、どうしても 実感とずれていく。その渦中では興奮して、センチメンタリズムが動員されますが、だ んだんウソになっちゃうんです」←同感です。

それにしても山田太一氏の顔に変貌ぶりには驚く。テレビでもびっくりするように変った人の顔をみる。

奨学金制度を考える

2016年08月13日 | 新聞
最近、給付型奨学金制度導入が議論されているという。

貸与型奨学金の見直し制度。奨学金は、頭が良くても家庭が貧しいので大学にいけない高校生の救済が目的だが、ローン型を嫌う傾向や昔のように、終身雇用が保証されていない現状の反映とか。

私も、大学4年間、「学徒援護会」の奨学金を月5,000円もらっていた。家庭教師のアルバイトとともに、貧乏学生を支えてくれていた。勿論会社に入って、何年かで返済したが。

貰う側は勿論給付型の方が良い。

娘二人も、それぞれ、アメリカの大学4年と大学院2年に行っていたが、その時は奨学金は受けていなかった。周りはかなりの友達が受けていたと聞いている。
長女の卒業式にも出席したが、スポンサー(親戚・家族を含め)が大勢列席する姿はアメリカならではの光景であった。

給付型か貸与型かマクロに見れば、一長一短であろう。
国家や大学にお金が有り余っていれば給付型だろうが、中長期的にみてどうか。お金があるうちはやればいいとか、アメリカのように、成績が悪くなれば、奨学金打ち切りをすればいいとか、、、いろいろ。

私は、貸与型を支持する。勿論返済できなければ、その救済も必要だろうが。
緊張感、後での感謝の気持ちを考えると、貸与型。返済できないようなできの悪い対象はどっちにしてもダメ。

根本的な問題としてだが、日本の大学では勉強をしないし、アルバイトに明け暮れる学生が多いのだから、奨学金制度が必要かの問題はある。キャバクラで働く学生がアルバイトを辞めて勉強するというのは考えにくい。

医師国家試験に合格し、僻地で勤める医師には返済義務どころか、増額を考えてはどうか?防衛大学と同じ問題がおきるか?

向かして違って、私達の常識が常識でなくなっている。給食費を払わないモンスターの子供に給付する勇気があるか?

所詮は個人の問題。それが結論?




水木しげるさん

2016年06月08日 | 新聞
過日の日経では、「ゲゲゲの鬼太郎」の鳥取県境港市の「水木ロード」の訪問者が1993年のオープン以来、通算3000万人を突破とある。

今度の読書会はたまたま「ゲゲゲの鬼太郎」が課題本。すでに漫画シリーズと「ゲゲゲのゲーテ」は読んでいる。ゲゲゲの鬼太郎とお父さんの目玉の誕生の秘密は今回はじめて知った。「ゲゲゲのゲーテ」は水木さんの命の愛読書であるエッカーマンの「ゲーテとの対話」からの抜粋本だが、「ゲーテとの対話 上・中・下 3巻」を戦争中に肌身離さずもっていたと言う意味は、当事者でないのでわからない。

ゲゲゲの鬼太郎、一反もめん、子泣き爺、ぬりカベ等の妖怪やねずみ男は愛着が持てる。

どんな読書会になるのか楽しみだ。