仙台地裁は小沢氏の「陸山会裁判」の検察の証拠として出された供述調書38通の大半が採用却下した。その中には「小沢元代表に虚偽記載を報告、了承を得た」という小沢氏強制起訴唯一の証拠も含まれているという。結局検察の結論先に有りきのでっち上げは、一連の検察スキャンダルから発生して、思わぬ効果を出し始めた。
検察審査会のメンバーはどんな気持ちか?国策操作を陰で操った、アメリカ、日本の政治家、特に民主党の反小沢勢力はあわてているに違いない。御用マスコミもどう巻き返すか、また新しいネタさがし、ネタ作りに躍起になるだろう。
今日の、日刊現代は、新たな「政治と金」の問題として、菅直人の資金管理団体「草志会」が、北朝鮮拉致事件の容疑者の親族が所属する政治団体「政権交代をめざす市民の会」に2007年は5000万円を献金したと報じる。大スキャンダルである。
「政権交代をめざす市民の会」は、「市民の党」なる政治団体の酒井剛なるものの呼びかけで2006年に結成された。「市民の党」にはよど号ハイジャックの首謀者・田宮高麿の長男が所属。この長男の母親の森順子は拉致被害者の石岡亨さん・松木薫さんの拉致実行犯として国際指名手配されている。
なぜ大問題にならないか?それは、アメリカにとってもマスコミにとっても、最近、原発推進に転じつつある菅を評価する財界にとっても、無能がゆえに、放っておいたほうが、他の問題が隠蔽されて好都合との判断があるに違いない。
「原発」からいろいろな本を読んでいるが、事実を知れば知るほど恐ろしくなる。「原発」が無かったら、知りえなかった日本の歴史的裏社会を知ることになった。
よく、暴力団・ヤクザを「反社会的勢力」と攻撃するが、本当の裏の世界はそこに無い。巨悪は今もぬくぬくと生き、高笑いしている。
これだけ「原発」で苦しんでいるのに、九州の田舎では、原発再稼動の猿芝居が行われている。どこまで腐っているのか!
真実を 知る原発の 暑い夏