goo blog サービス終了のお知らせ 

食・酒・旅 ネクシャリスト2

超弦理論 神道 短編/O・ヘンリー/星新一/F・ブラウン 円空
人類史 日本人史 小室直樹 山本七平 古墳 大坂屋

三笑亭夢太朗の会『幾代餅』後日談

2008年11月26日 | 新聞

10月28日の落語会の記事が11月10日の読売新聞に演芸評論家Y氏談として出た話は前にブログにも書いた。

記事の中で「ただ噺の中に高尾の名を出したが、これはよくない。高尾は、江戸中期以降は存在しない。これは幕末の噺なのである」との批評が入っていた。

夢太朗師匠によると、その後Y氏から、お詫びの手紙が届いたとのこと。

前略御免ください。十日付夕刊の落語評で、「幾代餅」を幕末の話と書いたのは、私の勘違いでした。両国橋のたもとで、小松屋が幾世餅を売り出したのは、宝永年間ですから江戸中期です。そのころはまだ高尾が存在しました。大変失礼いたしました。つつしんでお詫びを申し上げます。今後気をつけますので、今まで同様おつきあいくださいますよう、お願い申し上げます。 草々

きちんと訂正されたのは、さすがY氏だが、訂正記事が出るわけでもないので、私が出しゃばってお手紙紹介いたしました。


三笑亭夢太朗の会

2008年11月14日 | 新聞

昨日、2008年11月14日付け読売新聞の朝刊に、先だっての落語会の評が写真入りで載っている。演芸評論家の安田武宏氏。元読売新聞記者で著作も多い大物演芸評論家。

概ね好意的な評。『幾世餅』については、脇役の藪井竹庵の描き方をほめている。「小間物屋政談」でも、主人公を引き立てる脇役の家主の人物描写をほめている。

「故三笑亭夢楽門下でキャリア41年、60歳になったばかりだが、芸は若々しく、今でも進歩している。落語芸術協会には無くてはならない存在だ。」と。私のテイストとしては、願わくは、「進歩」ではなく「進化」としてほしかったが。いずれにしてもほめ言葉には違いないが。

日本の社会においては、アメリカの日本潰しプロジェクトとして「年功序列」が廃止されつつあるが、落語の世界は60歳でも「まだ」と言われ、先を期待されるのは喜ぶべきことである。あとは、健康管理をきちんとして、永く芸を披露してほしい。

昨日の夕方は、門前仲町で、一杯やった。ふらりと入った「池田屋」とかいう店だったが、大外れ。好きな日本酒の一升瓶が店先に並べて会ったのだが、入って注文するとほとんど品切れ。板前も清潔感がなく、従業員も日本語かたこと。とにかく純米酒を一杯とひらめの刺身をあてに30分で退散。いっきに門前仲町のイメージがダウン。損した気分。実際損をしたのだが。仕方ないので会社にもどって仕事。


商経アドバイス

2008年09月17日 | 新聞

米業界に関係する多くの業者が読む『商経アドバイス』という新聞がある。9月11日付けに、私Yの、過日の若米会での講演記事が掲載された。

『若米会が夏季定例会開く・新ビジネスモデル追求』・・生・販・消の融和から

本誌読者を中心に集まった若手後継者グループ・若いコメ屋の会(=若米会 志村成則会長)は先ごろ、神奈川県小田原市の尊徳記念館で夏季定例会を開催した。定例会では、コメ生産者とコメ消費者の融和によって新しいビジネスモデル、新しいコメ購入・消費スタイルを創出しようと、「農産物そのものを売るのではないアグリビジネス」について意見交換。地元小田原のコメ生産者や旅行業界関係者、経営コンサルタントなど、同会のブレーンも多数参加した。

過疎地の休耕田などを 利用して旅行客に農業体験してもらい、かつ観光も取り入れたグリーンツーリズム(アグリツーリズム)がにわかに注目されている。生産者と消費者をつなぐ立場として米穀店がかかわることで、観光農業とコメ消費の結び付けに活路を見出そうというのが今回のテーマ。

定例会では始めに、長年にわたって航空会社で営業企画を担当し、現在はツアー会社SでCOO兼営業統括を務めるかたわら、食品輸入・卸会社のY顧問も担当するY氏に、旅行会社の現場からみたこれからのアグリツーリズムの可能性と課題について語ってもらった。

Y氏は話の中でいくつか例を挙げ、▽自分の家族が一年間食べる分のコメを無農薬で作れないか▽休耕田と高齢化に悩む農家を救う▽偽造表示が氾濫する日本で安心したものを食べるのには自分で作ったものしかないということに気付いているものの、その術を知らない前向きな家族▽消費者と農家の接点を担うコメ屋の役割▽何とか市域の特徴を生かせるように前向きに模索している地方都市ーなどをキーワードに『第1次産業と第3次の融和が生・販・消の活性化につながる』と指摘した。

さらにY氏は、産地の荒廃が都市生活に影響する点を強調。▽耕作放棄地の増大による中山間地での資源管理態勢の崩壊→治山・治水・洪水防止機能、緑の提供がなくなる→都市生活の悪い影響ーという図式を示し、「持続可能な農業の確立が土地の生産性を低下させず、永続的な生産を可能にする。そのためにも、アグリツーリズムの役割は大きい」と語った。

以下省略。

おりしも大阪の三笠フーズの事故米の流出が社会問題になっている。食とくにコメは日本人の原点なのだから、もう少しモラルを持って仕事できないか!

金儲けだけに目が行く現代の風潮は、小泉時代の規制緩和、なんだかわからないが「改革」のひずみ。リーマンブラザーズの破綻に世界中が震撼としているのに、日本では、どこかの党の総裁選遊説で、政治の空白を露呈している。とくに、小泉改革の継承を訴えるメス猫は見るに耐えない。小泉の名前を出すことが、いまいかに時代錯誤かわかっていない。何が上げ潮派だ。本当は○○吹き派だろう。


新入社員心得

2008年03月03日 | 新聞
  1. あいさつができない 
  2. メモを取らず、同じ事を何度も聞く 
  3. 敬語が使えない 
  4. 雑用を率先してやろうとしない 
  5. ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができない
  6. 同じ間違いを繰り返す
  7. 返事ができない
  8. 自分のミスを謝らない
  9. 「指示待ち」で自分から積極的に動こうとしない
  10. プライドが高く、知ったかぶり
  11. 忙しい先輩に「手伝いますか」の言葉もなく帰るなど、協調性がない
  12. 仕事中の私語が多すぎる
  13. 注意すると逆ギレする
  14. 仕事の優先順位がつけられずパニックになる
  15. 好き嫌いで物事を判断し、露骨に態度に表す

ついでに上司が気をつけること

  1. 言うことや指示がコロコロ変わる
  2. 強いものには弱く、弱いものには強い
  3. 大事な局面で責任逃れ
  4. 感情的で気分屋
  5. 失敗を部下のせいにする
  6. 上司自身が仕事ができない
  7. 部下の手柄を持っていく
  8. 部下の指導をしない
  9. 決断力がない
  10. 仕事を無責任にすべて部下に丸投げする

以上NIKKEIプラス1(3・1)に掲載。

おまけ:私の経験から言うと、外国系の会社にいた人の考え方・行動の特徴がわかる。

  1. 質問された時、知っていなくても、理解していなくても即答する
  2. 自分のミスを認めない、謝らない
  3. 他人の実績を自分の手柄として言う
  4. 常に上を見ている
  5. 責任逃れができる状態を作っている
  6. 立場上知りえた情報を、上司に報告しないで、会議の場で唐突に発表する

今日3月3日は、桃の節句。同時に死んだ親父の誕生日。生きていれば97歳?


『沈まぬ情熱』

2008年01月25日 | 新聞

今朝の朝日新聞には、日本航空の早期退職者による航空シンクタンク設立の記事があった。トップ以外は誰が参加しているのかわからないが、折角アンチJALの朝日新聞が、取り上げてくれているので頑張ってほしい。記事中にも一部さめた見方も紹介しているが、色気を出さずに経験を社会還元するつもりでやれば、成功する可能性はあるのかと。

「腐った太陽」という本も出ているようである。エントロピーの法則によれば、腐ったものは元に戻らないが、日本航空は、「沈みかけた太陽」であるかもしれないが、「沈んだ太陽」はまた昇るので、自信をなくすことはない。しかし、あまり肩をたたき過ぎて、現場が疲弊してしまうのは、取り返しが付かない。

昔、日本航空と関わった一人として、たまには応援もしましょう。