日経新聞の『私の履歴書』は概ね興味のない人が書くことが多いが、今連載中の「青木昌彦」は久しぶりに面白い。肩書きには「スタンフォード大学名誉教授」とあるが知らなかった。いわゆる学生運動の闘士である。先日は、「トロツキー」のことが触れられていた。ロシア革命の指導者の1人で、スターリンに追われメキシコで暗殺された。「トロツキー」は確かペンネームだったと思う。因みにレーニンもペンネーム。学生時代には、ノンポリの割にはトロツキーの本も読んだ。ソルジェニツィンもロシア語でトライした。
ある日の『私の履歴書』には「石川九楊」という京都の書家が友人として紹介されていた。インターネットで見るとなかなか面白い。これからの興味のひとつとなりそう。先日も8歳の男の子の左利きの書道家がテレビで紹介されていたが、いずれも書というか絵のようなものに見える。
今日の朝日新聞には『イグノーベル賞』の発表が出ていた。日本人がまた受賞したと。「牛糞からバニラエキスの抽出に成功」に対してだそうだが、これは真面目な研究のようだ。いずれ本になって出るだろう。去年の本を探したが、書架に埋もれ見つからず。
家の新聞が読売から朝日に変わった。購読の洗剤プレゼントの所為かどうかわからないが、相変わらずの日本航空攻撃、ANAの肩を持つ姿勢を除けば、読売より面白い。
今日は近所の方のお葬式。自治会の関係でお手伝い。余り付き合いのない人の葬儀なので、坦坦と。ひとつだけ学んだことは、最近の葬儀では、棺に釘を打たなくなったこと。葬儀社の人に聞くと4~5年前からだそうだ。合掌