先日、公道をウロウロするヤマドリと出会いました。
何か様子がおかしい?と思い、近づくと、体を大きくふくらまし、フゥー!っと怒ってきました・・・。
よ~く見てみると、ヒナが側溝に入り込み、出られずにウロウロしていたようです。
そこで、落ち葉などを詰め込み、ヒナの足場を作って、脱出を試みてみました。
作業をしている間、親鳥は怒りまくっていましたが、放っておくと、ヒナがさらに深いところに落ちそうだったので、とりあえず、親鳥の怒りは無視。
親鳥の怒りはすさまじかった・・・・
僕をヒナから遠ざけるため、誘い出そうとしたり、威嚇をいたり、ヒナを守るために必死でした。
僕も必死だったよ。理解してもらえないだろうけど。
先週の日曜日、熊野古道に行ってきました。
田辺市本宮町の発心門~本宮大社まで歩きました
その道中、発心門-伏拝間にて、特別天然記念物のカモシカに遭遇。
慌てて撮ったので、あまりきれいに写っていませんが・・・。
カモシカは偶蹄目ウシ科の哺乳類で、名前に「シカ」とありますが、シカではなく、ウシやヤギの仲間で、シカのように団体で行動することはほとんどなく、単独で生活し、縄張りを持っています。
なので、オスAの縄張りに、オスBが侵入すると、バトルが始まりますが、基本的にメスの侵入はOKです。
シカは草原を好むのに対し、カモシカは崖地を好みます。
崖地を好むところは、ヤギだな~と感じますね。
でも、最近は道沿いにも出没しますし、平坦な山でも見かけます。
時々、道路ののり面工事したところでウロウロしていることも・・・。
龍神村でも車で走っていると、ちょくちょく見かけますね。
なので、もう少し、国の特別天然記念物という自覚を持っていただかないと、道路で見かけたら感動しませんよ、カモシカ様!!
シカは、歩きながら糞をするので、バラバラに散っていますが、カモシカは、立ち止まって糞をするので、一か所に固まっています。
だもんで、バラバラの糞はシカ、一か所に固まっていたり、ため糞になってたらカモシカです。
シカは食べながら、歩きながら、糞をするので、少しお行儀が悪いですね。
ちなみに、カモシカはシカよりもおいしいそうです。
師匠の話によると・・・
「カモシカはウシの仲間やから、シカよりおいしいんや」と、言ってました。
山に行ったある日、その帰り道の林道を、車でゆ~っくり走っていると、前方から何かが走ってきました。
それは、なんと・・ヤマドリ
こっちに向かって、憶すことなく、ドドドドドドドドドと走ってくる
シャッターチャンスと思ったので、カメラを構えていると、1~2m先で止まって、その辺の草をつつき出しはじめました。
そのヤマドリに近づこうとすると、少し離れて、また、草をつつく。
まったく逃げようとしません
1~2mの距離をとって、こちらが近づくと離れて、こちらが離れると近づいてくる・・・
食べてほしいのか?・・・と思ってしまうほど。
人に慣れ過ぎたキジ?と思うほど。
それ程までに人懐っこいヤマドリ・・・。
近くに巣があると、卵や雛を守るため、ケガしたような動きで外敵をおびき寄せる行動をとる野鳥を見かけたことはありますが、このヤマドリはそういった様子もないです・・・。
そもそも、ヤマドリは、ギリギリになるまで巣から離れようとしません。
こちらが気づかずに近づくと、突然飛び出す。
何度驚かされたことか・・・・。
あれは本当にビックリするので、やめてほしいです
車で走っても、どこまでもついてくるので、人里までおびき出そうとしましたが、ナワバリがあるのか、一定の場所に来ると、そこを境にウロウロするだけで、それ以上は追いかけてきませんでした。
そして、再び今日
同じ場所に行ったら、山からゴソゴソと降りてきました。
相変わらず、ついてくる不思議なヤマドリ
愛着が湧いて、持って帰ろうかと思うくらい人懐っこいです。
この行動にどういった意味があるのでしょうか?
なんか・・・病気にかかって、その病原菌が人に感染するために、ヤマドリを操って、近づかせようとしているのでは・・・そんな怖い妄想ももってしまいました
でも、可愛かった