危険個所

小３男児が首挟まれ重体、エスカレーターと壁に・神奈川

小学生が首を挟まれたスーパーのエスカレーターを
　　調べる神奈川県警の捜査員＝16日、平塚市


　16日午後4時10分ごろ、神奈川県平塚市東中原のスーパー「西友平塚店」の地下1階
と地上1階をつなぐ上りエスカレーターで、同市に住む会社員、会田陽彦さん（49）
の長男で、平塚市立松ケ丘小学校3年、卓矢君（９）が手すりと衝突防止用のアクリ
ル板に首を挟まれ、頭を側壁にぶつけた。卓矢君はヘリコプターで病院に搬送された
が、意識不明の重体。県警平塚署が詳しい事故の状況を調べている。

　調べによると、卓矢君はエスカレーター上からお金を落とし、左側の手すりから下
をのぞき込むように身を乗り出したところ、手すりに平行するような形で設置されて
いるアクリル板と、手すりの間の14.5センチのすき間に首を挟まれた。
その後、頭を側壁にぶつけたとみられる。(21:53)

※危険な場所はあらゆるところにあります。このように子どもたちが事故の犠牲にな
る事は痛ましく、対策を投じねばなりません。街の中の危険個所を見つけ対処し子供
の安全を確保するのは大人の役目です。同時に子供に危険を避けられる教育も必要で
す。エスカレータのような装置は力があり人間の力ではどうにもなりません。便利さ
と危険と裏と表とワンセット。扱い方を間違えば大変なことになるのは身の回りにた
くさんあるようです。