裏やまちゃんchronicle

日常も非日常もまだまだ続きます。

2005/05/05(木)マンガ喫茶

2005年05月06日 | irregular diary
最近、漫画を読まなくなった。

相当無理があるが、好きな漫画をひとつだけあげるとすれば、
故青木雄二大先生の、“ナニワ金融道”である。
この事を周りの人達にお話すると、みんなもの凄く驚くが事実である。
独特な絵柄と街金がjust hitして、借金の怖さ倍増である。
でも、勿論それだけではない。
主人公灰原(テレビでは仲居正広さんが演じられていました。ナニ金ファンの自分にとっては、仲居さんの灰原役は良かったです!)の仕事に対する姿勢、灰原が思いを寄せ彼女になる朱美さんへの思いなど、胸にぐっとくるのだ。
そして朱美さんに対するアプローチの件は、読むたびに泣けてしまうのだ。
こんな風に思ってもらえたら。
女冥利に尽きるってモンである。
とにかく汗と涙がぎゅっと詰まった、血が通ったマンガなのである。
このマンガにはスーパーヒーローは誰ひとりとして出てこない。
“ビジネスマン”“ビジネスパーソン”ではなく、“サラリーマン”だと胸を張って言える人達に是非、読んで欲しい。
ただし、“●長 島○作”をバイブルとしている人は読まないでね、と、こそっと付け加えたい。
そんな自分が今日、生まれて初めてマンガ喫茶に足を運んだ。
自分のパソコンの調子が悪く、マンションから徒歩1分にネットが使えるマンガ喫茶が在ったのを思い出し、行ってみたのだ。
初めの30分が240円という金額が高いか安いか自分にはわからないが、色んな飲み物が飲み放題というのは嬉しいと思った。
作業はすぐに終わってしまったので、ネットサーフィンしながらカプチーノを飲みつつ、マンガの棚をチェックしたら、ナニ金も全巻揃っていた。
マンガ喫茶を出て、いつもと違う道から駅の方向にふらふらと歩いた。
お米がそろそろ終わるなーなどと、ぼんやり考えながら歩いていたら突然、前方から走って来た車が停まって、運転席の方から、
“カノジョー”
と声がした。
はっとしてその方向を見ると、40代前半に見える男のヒトが、
“3万で、今から遊びに行こうよー。”
と、言った。
定番の、
“すみませんが、これから約束がありますので失礼します。”
と言ったら、そのまま車は行ってしまった。
そこそこ人が歩いていて、近くにいた人たちが自分の方を見たのがちょっと嫌だった。
“カノジョ”“さんまん”
と、反芻してみたら、24時間営業のオフィス用品関連のお店を発見した。
(あれー、やっぱり違う道も歩かないとねー。便利ー。)
そのまま入ってみたら、休日だけあってお客さんは誰もいなかった。

“マンガ喫茶”と、“24時間営業のオフィス用品店”を発見して、良い1日だったなー。
雨が降って来たので、折りたたみ傘を開いた

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