赤い電車に揺られて

僕は何処かへ行ってしまいたい…。



何処かへ行ってしまいたい?
相変わらずのビジネストリップなので選択の余地は無し。


合間に気分が重くなるメールや電話の対応をする。

私は、ラベンダーの香りが苦手。
電車の隣の女から、漂ってきて、軽くイラッとくる。
ラベンダーは癒しの香りなんて、私には嘘。

些細なことでイライラする。
行き詰まっているから。
疲れているから。



第一の人生、
第二の人生、
第三の人生、
第四の人生、
第五の人生、

自分の人生をざっくりと分けてみた。
まだ、少なくとも第六、第七、第八…は、あるかな。

今、結構大変ではあるけれど…。
もっと辛かったステージがあった事を思いだした。
そうだよね。
でも、今から見ればもっと辛かったステージにも、やっぱり良かった部分は…「あったから」と普通はつづくのだが…。
あーやだ、
やっぱりやだ。

良かった部分も無くはないけれど、やっぱりやだ。