trip tricky 1 2016年02月05日 | “I”novel 朝 何時もと同じ電車に乗った 8両目、進行方向 混み具合も、良く見かける人たちも、何も変わらない 3駅目、勤務先の最寄り駅で降りるので、大した時間ではない だから、寝るなんてもっての他 だが、一瞬、意識がなくなった はっ!いけない、いけない 気を取り直してふと、顔をあげると (あ、あれ?) 電車の中が、薄暗いのだ 貧血だろうか 瞬きをし、まぶたをかるく押さえる (うん?) . . . 本文を読む