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古今東西のアートのお話をしよう

皇室のみやび 皇居三の丸尚蔵館開館記念展

旧三の丸尚蔵館が「皇居三の丸尚蔵館」として開館
開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」を訪ねました
旧館は入場無料でしたが、本展覧会は日時指定予約制の有料です(注意!予約で完売状態です)
11/3に開館しましたが、現在も2期工事中で来年度にフルオープンのようです
大手門
『三の丸尚蔵館は、平成5年(1993年)11月に皇居東御苑内に開館。「尚蔵(しょうぞう)」とは、古代の律令制において蔵司の長官「くらのかみ」をさし、大切に保管するという意味があります。また、旧江戸城三の丸の地に建設されたことから「三の丸尚蔵館」と名付けられました。』

さっぱりしすぎている?!「皇居三の丸尚蔵館」

『2023年10月には、管理・運営が宮内庁から国立の博物館などを運営する独立行政法人国立文化財機構へ移管され、11月から「皇居三の丸尚蔵館」の名称で開館することになりました。


展示面積は旧施設の160平方メートルから、計690㎡(2026年度には全面開館し計1300㎡に)へ、収蔵庫面積も旧施設の980㎡から3200㎡(同4000㎡)へ、それぞれ大幅に拡充されます。』三の丸尚蔵館HPより


記念展入場
春日権現験記絵
『藤原氏の氏神、 奈良・春日大社の草創と、 霊験の数々を描いた全20巻からなる絵巻。 左大臣・西園寺公衡の発願により制作、絵は宮廷絵師の高階隆兼が描きました。 豊かな色彩と精緻 で気品あふれる描写による、 中世やまと絵の代表作。 明治時代 に鷹司家より献上。』

春日権現験記絵 高階隆兼筆 
2巻(20巻のうち) 鎌倉時代1309年頃 国宝

藤折枝蒔絵箱 2合 鎌倉時代14世紀 国宝

『「春日権現験記絵」(1-1)を納めていた箱。黒漆塗りの箱の 表と金銅製の紐金具には、それぞれ金高蒔絵と透かし彫り により、藤原氏と春日大社にゆかりの深い藤花の文様が表さ れています。』

蒙古襲来絵詞 後巻
『いわゆる元寇のうち、弘安4年(1281)の2度目の来襲を描 いています。 生の松原の石築地前での主人公・竹崎季長主従 の出陣や、それに続くモンゴル軍との海上戦などを、臨場感あ ふれる筆致で描いています。 歴史的大事件を描いた同時代の 絵画としては唯一のもの。明治時代の御買上品。』

蒙古襲来絵詞 後巻 鎌倉時代13世紀 国宝

屛風土代(びょうぶどだい) 小野道風筆 1巻 平安時代928年 国宝
『三跡の一人、平安時代の小野道風 (894~966)35歳の書で、醍醐天皇の勅命で新調された。 屏風の色紙形に書く漢詩の下書き (土代)。随所にみえる書き入れや訂正に推敲の跡がう かがえます。 政治家・井上馨の旧蔵品で、 井上家から大正天皇 に献上されました。』

動植綵絵 4幅
『現在も京都・相国寺に伝わる伊藤若冲筆「釈迦三尊像」を荘厳するために描かれた、30幅に及ぶ花鳥図の大作で、若冲の代表作として名高い。様々な植物、鳥、昆虫、魚貝などの生き物の生命感をいかに瑞々しく描写するかにこだわった若冲によるこれらの作品は、どの作品のどの描写もが、観る者を魅了する。明治22年(1889)、相国寺より献上。』
動植綵絵 伊藤若冲筆 左 秋塘群雀図 右 老松白鳳図 江戸時代18世紀 国宝

動植綵絵 伊藤若冲筆 左
南天雄鶏図 右 菊花流水図 江戸時代18世紀 国宝

『』はすべて展覧会の解説または宮内庁HPより


天皇皇后両陛下と愛子さまは、即位5年と両陛下の結婚30年を記念する特別展(三の丸尚蔵館)をご覧になりました。

以上 NHK NEWS WEBより

展示作品は少ないですが全て
国宝です
日時指定予約制のため時間が経過するとわりとゆっくり見られます
特別展は、皇室ファンには
たまらないですね

★★★★★

唐獅子図屛風がでる後期も
見逃せません

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