JUNKO THE WORLD

天使と幼妻の甘さを兼ねそなえた歌声を持つ歌姫 八神純子を綴ります

生存バイアス

2008-09-16 23:37:27 | 独り言
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「素顔の私」このアルバムは彼女の最高傑作との評価が高いアルバムです。このアルバムが復刻されます。
今回はリマスターされるとのことで、とても期待が大きいものと期待しています。
素顔の私(紙ジャケット仕様)
八神純子
ビクターエンタテインメント

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生存バイアス。

八神純子嬢も1980年代初頭に日本の歌謡界において、生き残った者しか見えてこない生存バイアスの世界にいた。
彼女は、この生存バイアスの世界に生き残った際、余り貪欲に生存できた感覚を持っていない。

ハッキリ言えば、運がいい。
ヤマハボーカルスクールに通い、自分の歌う曲を作り、その曲が賞を受賞して・・
そんな、幸運の世界を生きてきた。
彼女の脳裏に描かれるメロディのイメージが彼女を生存バイアスの世界に生き残ることを許したのだが、艶のある素晴らしい声質も彼女の幸運の鍵であったのは確かであろう。

しかし歌謡界での幸運の連続は、彼女の育ちからして人を押しのけてまでTOPを張ろうという気概にはつながらない。
彼女の20歳の時代はモンテカルロ法による篩い分けに翻弄されたような感覚なのだろう。

今の時代の子には見られない落ち着きと色気。貪欲に生きていく訳でもなく生存バイアスを生き抜くそんな浮世離れした彼女が好きだ!!

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さらに八神純子さんの事を知りたくなった方は、もっと深い深い八神純子論を展開されている 姉妹サイトであるクリフォードさんのサイト Turquoise Blue 比類なき歌姫八神純子 をご覧下さい。