GWどちらに行かれましたか?またどうお過ごしでしたでしょーか?
どーもこんにちは。わたしです。
5月3日。私は弘前の久渡寺に行って来ました。
何があったかというと、「津軽火性三昧」荒行です。
火を使った過酷な修行で、平和と無病息災を願います。この修行は江戸中期に始まり後期まで行っていました。その後明治政府により廃止されましたが、2021年に150年ぶりに復活したそうです。
本当は長編を作りたかったのですが、手持ちが古いスマホのため、ブチブチに切れた動画でお送りします。ご了承ください。ホントはもっと色んな事をしています。
火性三昧のご本尊さまは"不動明王"さまですので、行者さん達は「不動明王!」と唱えております。
弘前 久渡寺 火性三昧1 入場
聞く所によると、山伏さん達は津軽の真言宗のお寺さんの住職さん、副住職さんでした。深浦の円覚寺、つがる市からは西の高野山弘法寺などです。
弘前 久渡寺 火性三昧2 松明の行1
燃えた松明(たいまつ)を口にくわえたり、袖に通したりする行。
弘前 久渡寺 火性三昧3 松明の行2
弘前 久渡寺 火性三昧4 鉄鍬の行
熾火(おきび)から素手で炭をよけ、赤くなった鍬を取り出す行。
弘前 久渡寺 火性三昧5 湯ならし2
熱釜の行に入る前に、湯ならしをし、身を清めます。向こう側の行者さんからは、「あっつー、あっつー」という声が聞こえてきていました。また、この湯しぶきは私達にも思いっきり飛んできて、ご利益ありそう。おばさま達も大喜びです(笑)
そしていよいよ釜に入ります。
弘前 久渡寺 火性三昧6 熱釜の行
釜に煮えた湯の中に入り座する行。
どの行もやれと言われてもなかなか出来るものでもありません。
どの行にも魅了させられるものばかりでした。
弘前 久渡寺 火性三昧7 火渡りの行
最後は火渡りの行。これは私達も参加が出来、わたしも熾火の道をわらじを履いて歩いてきました。熾火といっても大分赤い所は落ち着かせてありました。一歩踏み込むと、わらじを伝って熾の熱を感じます。わらじから足をはみ出さないように歩くのが精一杯でした。
なかなか見られないものを見れました。心が洗われた気がします。
前からつがる市の西の高野山でも荒行があるのは知っていましたが、なかなかタイミングがあわず。確か7月にあるはず。今回は久渡寺さんで見ることが出来てとても良かったです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます