想像力=人の痛みがわかる

　すばらしい落書きです。お兄ちゃんを待つ間、弟がグラウンドに描いた絵です。伸びやかで想像力豊かに、自分の世界にキャラクターを登場させていました。
　想像力=人の痛みがわかることだと最近、つくづく感じさせられました。先日、あるご婦人が幼稚園・保育所の予定移転先の女性に聞いた話をして下さいました。「議会は、男性の視点しかない。女性なら、赤ちゃんを抱っこして、大きな荷物を持って雨が降れば傘を差してどうやって校舎にたどり着くのか。車を置く場所もないのに長距離を歩くことなどできない」とおっしゃったというのです。

　聞こえてくるお母さんたちの悲鳴。議会決議が充分な論議もなく性急すぎたのだから、元に戻してじっくり考えることが必要なのではないでしょうか。あらゆる角度から是非を検討しないと禍根を残すことになる。今、議員に求められるのは、町民の気持ちがわかる想像力の豊かな人間性ではないかと思います。

　いよいよ明日から、町議選が始まります。ブログも5日間お休みですが、本当の意味で吉野町の未来を語り合う選挙になって欲しいし、そうしたいと思っています。いろいろなご意見をお寄せ下さい。