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[会長の部屋]功労者表彰~その3

2016-12-02 10:08:09 | 会長の部屋
功労者表彰~その3
(第61号2016年12月2日)
今回功労者表彰を受けられた柳井市の田中忠男氏はミニバスの指導に関わって今年で42年目を迎えられます。この山口県ミニバスケットボール連盟が設立されて今年が37年ですので、もちろん田中氏も設立からの中心メンバーのお一人です。山口県の東部地区でいち早くミニバスに取り組み、東部地区に広めていかれました。自分のチームだけでなくたくさんのチームの設立に関わったのも氏ならではのことではないでしょうか。
山口県ミニ連の設立メンバーということは先ほど述べましたが、東部地区委員長や常任理事など連盟の主な仕事もやっていただきました。その意味で連盟にとって本当にありがたい功労者であり、今回の表彰に至ったわけです。
さて、田中氏を紹介するのに何から始めたらいいかとても迷うところであります。と言いますのも、氏には多彩な顔があるからです。これから私が述べることはそのほんの一部でしかないと思っています。
田中忠男氏と聞いて誰もが思い浮かべる印象は「情熱の人」、「熱い人」ではないかと思います。特にミニバスと関わるときのその情熱は周りの人をも熱くします。子どもたちと真剣に向き合い、指導に熱が入ります。ここで思い違いをしてほしくないのは、田中氏は勝負にばかりこだわって熱くなるのではないということです。子どもたちの「心の教育」にとても重点を置いて指導をされているということです。(詳しくは「会長の部屋」56号を読んでいただきたいと思います。)そんな田中氏は近頃では柳井市全体の統括の方に重点を置き、若手の後継者に指導を少しずつ譲っていっています。ここからが重要なのですが、田中氏は中学校、高校と子どもたちが成長していく階段をしっかり整備してバスケットボールの環境を整えておられることです。だからある面、田中氏は「策士」でもあります。もちろんこれはいい意味です。後継の指導者もたくさん育てておられますが、氏が他のミニバス関係者と違うところは、学校の先生をたくさんミニバスに引き込んだことです。柳井のある指導者は次のように申しております。「自分は学校の教員だったが、田中氏に誘われてミニバスに入ったことをうれしく思っている。たくさんの経験をさせていただき、今の自分があるのは田中さんのお陰です。」
もう一つ、田中氏の素晴らしいところは、当人の活動がミニバスだけにとどまらず、柳井市全体のスポーツ少年団活動で社会体育に関わり、学校の外部メンバーとして学校教育に関わっておられるのです。
これらのことが70歳を過ぎた今も現役の活動なのです。私自身田中氏に会う度に刺激をもらいますし、ミニバス連盟の活動についても多くの示唆を与えられます。
ここに感謝を込めて紹介をさせていただきました。


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