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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]県ミニバス決勝大会

2010-11-30 05:12:12 | 会長の部屋
小林会長のコラム11号を掲載します。
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県決勝大会
 (11号:2010年11月29日)
 前日の余韻が残ったままこのコラムを書こうとしていますが、なかなかまとまりません。子どもたちのすばらしいゲームがまだ脳裏に焼き付いていますが、それを文章に書き表わすことはむつかしいものだなと感じながらこれを書いています。
 詳しい試合の流れや結果についてはこのHPで紹介されますので省略しますが、私は全体的な感想を書いてみたいと思います。
 「たかが子どものゲーム、されど・・・」という感を強くしました。子どもたちの真剣さは見る者に確かに伝わってきました。真剣さはその場に緊張を生みます。それは、結果として豊富な練習量に裏打ちされたレベルの高い、バスケットボールのよさがたくさん出た試合として我々の目の前で展開されることになるのです。
 前々回のコラムから「子どもたちをバスケの好きな子にしよう」ということを書いていますが、ゲームを見ていて彼らは本当にバスケが好きで、それにしっかり取り組んでいることが伝わってきました。「バスケが好き」とは子どもたちが主体的にバスケに取り組み、自分たちでゲームを組み立てていくことにあるのではないでしょうか。そこに指導者の適切な助言があり練習があるから、ますます子どもたちはバスケが好きになり上手になっていくのではと考えました。
 二日目に残った各チームの指導者の方々を見ていてとても勉強になりました。どのコーチも子どもたちを励まし、勇気づけている姿が印象的でした。だからプレイヤーは失敗を恐れず、のびのびと自分たちのプレイができたのでしょう。基礎・基本の反復練習、また実践を想定したコンビネーションプレイの練習と、コーチが日々教えることは山ほどあります。それらを確実に身に付けたチームが二日目に残ったのだとも言えます。
 さて、この二日間、立派なチームが揃ったからいいゲームができたのではもちろんありません。大会を支えてくれたたくさんの方々にもこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
県協会の審判長さんをはじめライセンスを持った審判員の方々に来ていただき、すばらしい笛を吹いてもらいました。試合が終われば、審判員同士で高め合うための評価や研究の話し合いも毎回行われていました。こうした審判がミニバスの質を上げているのだと確信をしました。
次に、この県決勝大会には残念ながら出場できなかった宇部市のミニバスチームの選手諸君にも感謝です。彼らはテーブルオフィシャルとして、点数めくりの係として、タイム時のモップ係として目立たないけれど大会を支えてくれました。彼らも立派に大会に参加をしていたのです。そして大きな役割を果たしていたのです。
まだまだ裏方の方々がいます。引き受け協会の役員のみなさん、連盟のみなさん、みんな会社や学校の仕事ではないけれど、子どもたちの健全育成を願って働きました。本当に御苦労さまでした。
最後に、関西から来ていたカメラマンの方の感想を紹介します。
「子どもたちがきびきびと動き、レベルの高いゲームをしています。マナーも問題なし。会場の雰囲気も最高です。山口県に来る時はいつも気持ちよく来れます。」

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