yamaguchibasketball-U12公式ブログ

山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]中国ミニ連功労者表彰

2010-12-29 17:42:42 | 会長の部屋
中国ミニ連功労者表彰
 (13号:2010年12月28日)

12月25日から27日まで島根県出雲市で第30回中国ミニバスケットボール交歓大会が開催されました。私をはじめ、県ミニバス連盟の副会長、理事長も役員として参加をしました。山口県チームの活躍など試合結果は別の項に譲るとして、今回は同時に行われた中国ミニ連功労者表彰について述べてみたいと思います。それは、本県推薦の方(山本正之氏)が招待を受け、表彰をされたからです。
この機会に山本氏の紹介をし、山口県ミニバスケットボールの関係者一同みんなで受賞を喜びたいと思います。
氏は昭和41年には県内の先駆けとして勤務場所でもあった新南陽市立体育館で子どもたちを集め、バスケットボール教室を始めました。それは次第に現在のミニバスケットボールという競技に変わっていき、昭和45年には全国大会、翌年には山口県交歓会が開催される運びになっていきます。氏の設立した「新南陽ファイターズ」は昭和48年には県代表として全国大会に出場します。以後7年連続で県代表になるなど、県内のトップチームとして山口県男子のチームをひっぱってきました。
特筆すべきは県及び中国地方の組織化に果たした氏のリーダーシップです。全国大会に県代表を送るようになってくるなど県内の盛り上がりも出てきました。そこでさらなる発展のためには連盟設立が何よりも大切であるとの認識に立ち、その組織化に奔走しました。その結果昭和53年に遂に山口県ミニバスケットボール連盟が誕生するわけですが初代の理事長は山本氏です。
それと前後して中国地方のチームと交流を深めていた氏は、やはり中国ミニバスケットボール連盟の設立も必要であると確信し、県ミニ連の運営が軌道に乗ったこともあり、昭和56年、下関市において第1回中国ミニバスケットボール交歓大会を開くことを決断し、その実現のため他県に積極的に働きかけました。第1回では4県の参加にとどまり、結局中国ミニ連設立は実現しませんでした。そこで、第2回も氏の地元周南市で開催をすることにし、5県参加のもと無事中国ミニ連設立にこぎつけることができました。
このように、山口県においても中国地方においても連盟設立という組織化における功労者ということで今回の表彰となったのです。
山本氏の馬力の源は、バスケットボールを愛する心、そして自分から動いて創り出すというエネルギッシュで前向きな姿勢にあります。まずはバスケットボールを楽しもう、そのためには交歓会を開こう、それを組織化につなげていこうという一貫した戦略的な取り組みでもありました。
氏は70歳を過ぎた今でもコートに立ち、趣味としてマラソンに挑戦し月に400kmは走るという日々を過ごしています。このような先輩に恵まれた山口県ミニバス連盟を幸運に思います。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする