皆さんご存知の「ジミ・ヘン」ことジミ・ヘンドリクスでございます。
このヒトの音楽を楽しむには映像付きが一番!
なんせ、歌を歌いながらギターではフレーズを奏で、
いざギターソロになるとありとあらゆるフレーズを弾きまくり
その音で酔いしれてるかのように表情は恍惚とし、
その表情といったら、もうあの世まで逝っちゃうんじゃないかっていうくらいな表情を見せてくれる。
おまけに、これでもかっていうくらいアクロバティックな奏法をやってのける。
もともと手元をほとんど見ずにギターを弾いてるんだけど
例えば歯で弾いたりするんだよね。
でも、これは肝心の表情が見えなくなるんで個人的にはどうもイマイチ。(苦笑)
ほかにも、頭の後にギターを持ち上げ、「何も見えてないはずなのに弾けております!」というナレーションが入りそうな演奏もしてみせる。(笑)
こういう奇術的なパフォーマンスの行き着いた先に
あるライブでは最後に自分のギターにライターのオイルをチューチューかけて火をつけ、しまいには叩き壊してしまうんだけど、
これはあまりにもやりすぎた感アリ。(苦笑)
実は、このヒトの普段の顔はとても気弱なヒトだったらしく、
トイレに行くときでもギターを離すことができなかったらしい。
ギターがないとヒトと会うことすらもままならないくらいで
自分の生きていくための唯一の武器がギターを弾くことだったみたいだから
それを壊すパフォーマンスにはちょっと痛々しいものを感じてしまうね。
でもショービジネスは残酷な世界だから、そういうものも要求されていったんだろうな。
ちなみにこのヒトは左利きだったんだけど
右でもメチャクチャ上手かったらしいよ。
まあ、それくらいギターを肌身離さず抱えて爪弾いてたんだろう。
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YouTube: Voodoo Child (slight returns) Jimi Hendrix live
結局、ドラッグのせいだと思うけど若くして亡くなってしまうから活躍した期間は短いんだよね。
内気なギター少年が生き抜くにはショービジネス界は過酷過ぎたんだろうと思うよ。
とにかく、このヒトのパフォーマンスの最大の見所は
このヒトの恍惚とした表情につきる!
これほど気持ちよがってる表情は、他のギタリストではなかなか見ることはできないですね。