yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

イチロー選手について:その2

2009年03月28日 | たわごと、ひとりごと

ずーっと前に、イチロー選手についてここに書き込んだことがあったけど

今回はその2回目。

この前のWBCはオツカレサマでした。

いやあ、ホントに彼はずっと打てなかったから、苦しかった分、あの最後の打席はうれしかっただろうね。

日本代表のメンバーの中にいて、シアトル・マリナーズでは決して見せない表情も見せてたし、

この経験から、「チームで戦う」っていうのを感じとっていって欲しいと思う。

でも・・・・。

彼から出てくるコメントを見てると、やっぱりちょっとガッカリしてる。

「ボクは(特別なものを)持ってるなあと・・・」

第一声がこのコメントだもんね。(苦笑)

自分が打てなくてもチームが決勝までコマを進められたのは、

自分が打てずにいても、ずっと一番で起用し続けてもらえたのは、

最後の場面で、ランナーにでて勝ち越し打のお膳立てしてくれたのは、

すべて、監督を含めたチームの力のおかげなんじゃないのかなあ・・・。

このコメントだけは聞きたくなかったなって思ったのはボクだけなのかなあ?

彼の実績は実際凄いものだし、

これ以上求めちゃいけないんだろうけど・・・。

でも、すごい選手だからこそ、

チームスポーツの選手の気持ちのあり方っていうのを見せて欲しいんだよね。

あそこの場面で、イチロー選手がヒットを打ってなかったら

イチロー選手自身じゃなく、原監督がバッシングを受けてたと思うんだよ。

「調子の悪い選手を使い続けた」ってね。

これまではそんなに好きな監督じゃなかったんだけど、

監督選定のどたばたの頃からひっくるめて

今回の最大の功労者は原監督だと思うよ。

イチロー選手には

「自分が何かを持ってる、持ってない」なんてことじゃなくって

まず、監督を含めたチーム全体に対して感謝の気持ちを感じとって欲しいなあ。

個人がどれだけ成績を残したかを競ってるんじゃなく、

チームが一つになって動いたらものすごい力を出すことが出来るんだっていうことを、ね。

そしたら、あんだけの能力を持ってるんだから

自然と、結果を残せるようになると思うし、

プレッシャーの掛かる場面でも活躍できるようになると思うんだけどね。

駅伝の選手がたすきをつなぐために

普通だと棄権してしまうような状態でもがんばって完走できるのと同じように

「仲間がいる」っていうのはホントに普通じゃ考えられないような力が出せるんだよね。

そのことに腹の底から感じて欲しい。

あんだけの実績を残しててもマリナーズで中心選手になれないのは

別に「アジア人だから」じゃなく、

そこらへんが足りないからなんだって事を自覚して欲しいよ。

ボクが、もし監督だったら

彼の事は決して呼ばないと思う。

どんなに調子が良くってもね。

調子が悪いからといってスタメンからはずしたら、途端にぐれちゃいそうなんだもん。

今、民主党が小沢代表に強く言えないのも、

ちょっと批判すると仲間を引き連れて飛び出していっちゃいそうだからだと思うんだけど

まさに、イチロー選手も同じような印象があるよ。

だから「呼ばない」んだ。

「呼ぶ」ときは、彼と心中するくらいの意気込みがあるときだけだね。

原監督が使い続けたのも、まさにそんな気持ちだったんだろうなって思う。

こんなに良い経験をしても、第一声がこんなんだから

きっと最後まで気付かないんだろうなあ・・・。

とても残念なことだけど、まあ、しょうがないか。

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コメント (2)
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