とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

松の内から、ヘトヘト

2020-01-08 21:53:19 | 日記
本日東京は日中冷たい雨。まぁ、東北で言えば冬の雨は暖かい日なので、ちょっと指先が冷たいだけだ、ともいえる。

さて、まだ松の内ながら、もうへとへとである。
昨年の、納めかたが悪かったのかもしれない。

いや、私の担当は地方営業所の案件なのだが、そこの営業担当3人のうち一人が、
療養のため休暇に入ったわけだから、影響が出ないわけがない。

忙しいのである。

いちいち、確認事項がいつもの倍なのである。
しかーし。ちょっと気が楽だと思うところがある。
休暇をとっている営業担当「カミウス(仮名、推定48才)」は、ちょっと…な奴なのだ。顧客に直に確認できるだけマシだというもの。

昨年6月、一番手のかかる類の仕事が進行中の時、カミウスは子どもが入院したからと早退していた。いつも「子どもを風呂にいれにゃならん」「週末は町内会の行事で忙しい」などと言って早く帰るのであった。
子どもは頭を打ったとのことでICU(集中治療室)におり、予断を許さぬ状況だと。
しかし、こちらも顧客の社長までもが、営業担当に連絡を取って、なんとか時間を延ばし、調整したい案件が進行中。顧客は平社員の私では話にならず、「長」と名の付く人に話せばなんとかなると思っているようだが、あいにく、ギリギリの進行。誰と話そうが、時間はない。
いつもいい加減で間違いだらけ穴だらけの連絡をしてきて、信用置けず憎きカミウスであるとはいえ、他人のプライベートのことをペラペラ話すわけにもいかず、私は顧客には単に「連絡を取っております」と濁し続けた。カミウス宛には社内の対応はこれが限界であるという条件を伝え、先方に一報入れて欲しい旨メールした。

ほどなく連絡を入れてきたカミウスは、口をとがらせて「何?」といい、こちらの説明に電話口で奇声を発し、ぶつりと電話をきりやがった…。夜も更けてきて、残る社員もわずかな時間帯。当然エライひとたちは不在。
その後の携帯からのメールで
「病院に居る時にこんな連絡をされるとは思わなかった」
「もう私が処理するしかないと思った、子どもに会えなくなるというのに!」
「もし私が連絡しなければどうなっていたか!」
などなど自分の評価や存在を尊大な表現で揚げまくって、必死にアピールしてきた。(カミウスが連絡くれた時点で先方は諦めて次の行動を取っていた。)
翌日報告を受けた本社(東京)の上席は「先方社長に(いきなり担当外の社員が)電話連絡などできない(=担当営業の責務)」と冷ややか。
私は気になった。それで、子どもには会えなくなったのかしらん?

その案件が無事おさまった後も、幸いその顧客からは継続して仕事の発注はある(夏と冬)のだが、その連絡の頻度があきらかに高くなった。東京にいる、会ったこともない私に、わざわざ連絡してくる。
あら、どうしたかしら?(ていうかぁ、近いところにいるんだからカミウスに聞いてよー、カミウスったら最近やる気もないんじゃん?)と思っていたら、12月の中旬にカミウス「うつ病」の診断書を提出。

地方営業所のほかの営業担当に聞いたところによると「家で子どもに当たり散らして大変だから奥さんが病院に連れてったんだって」とのこと。
あらぁー、カミウスはいつも早く帰ってしまって、こちらは確認したいことがあっても毎回空振りで困ってたけどねー。

…子供はとりあえず、生きてるらしい。みんなでカミウスの子ども、かわいそうだねーと言いあっていたので、生きてるなら良かった。

が、私といま残っている営業所の人は大変である。
年末もそうだったけど、年初から祭りである。
不思議なことに、うつ病の診断がついて、当の休暇中のカミウスから、LINEが入るらしい。「なんかある?」「困ってない?」みたいな内容らしい。
私はひそやかに思った。うつ病? …断じて、狂言だ。
転職をもくろむ際の常套手段だ。 そういうことをやりかねない奴だ。

しかし、居ない方が私は気が楽だ、大変で、年初から祭りだとしても。
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