とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

痛いのは、なに?

2018-06-30 22:29:11 | 日記

こんばんは。

左足のくるぶしが腫れて、湿布とサポーターをして一週間。

はぁ。
私はこの6月末で部署異動となった。
金曜日の午後は席の引っ越しをした。机本体は残し、机の上の物すべてと、引き出しを入れ替える。
足が痛いのに、お手伝いいただいたのはパソコンの本体と、引き出しをひとつ。
あとは段ボール3箱ぐらいの重い書類の束、すごく重い引き出し1つ、ほかこまごましたものを、キャスター付きの椅子に乗せて
隣の部屋へ持って移動した。

左足は横方向に踏ん張りがきかず、方向転換のたびに庇って動きが遅れる。
人とすれ違うたびに足が効かないのを、不便に感じ、恥じる。

私の机が空かなければ、ほかの人が移動してくることができないという場面、
私は必死で月末の立て込んだ処理を終わらせ、移動のためせっせと荷物を運び出した。
引き出しひとつと椅子が残っているだけ、と移動元の場所へ戻ると、
机がどこかへ移動されてしまっていた。
なぜ一声かけてくれないのだろう?
もともと、四年前にこの部署へ来た私に、「制作部のベテランに来てもらっても困る」と言った営業課長が、
今回の移動の指揮を執っていた。…だから最後もこの仕打ちか。

そんなふうに、私の脳は過敏な反応をした。

まぁ、その人とはこの異動で縁が切れるだろうから、気にしなくてもいいとして。

移動を開始するほんの少し前、3時のタイミングで、お昼休憩時間を超過してまで買ってきたお菓子、
コージーコーナーのチョコレート(冷蔵庫で冷やしておいた)を配りながら、同じ顧客対応の仕事を担当していた内勤の
仲間に挨拶して回った。
「辞めるわけじゃないのに」という方もあったけれど、私のほんの気持ちなのだから、と。
営業課長に要請しなかったけれど、私がびっこひきひき、荷物を運んでいるのを眺めている営業課長。

みんな月末で忙しい。私が移動の準備前に処理に追われたように、ほかの人も忙しいのだ。
それで、月末処理が喫緊ではない営業課長が自ら身体を動かしてスムーズに進行するよう順番を考え指揮をとったのだろうが、
新入社員は、今回異動する一番エライ人の荷物の移動にかかりっきりだ。
一緒に異動する50に近い女性の私には誰も声を掛けてくれることがなかった。
私から「ねぇ、私のこの荷物もどなたか手を貸してくださらない?」と言わなければ、手助けしていただけないものなんだ、
そう思って悲しくなってしまった。営業課長に挨拶しないからだ、きっと。

異動先の方からは「言ってくれれば若いのにやらせるから」とは言われていたけれど、気心知れた仲でなし、
言い出しにくかった。異動先の部署からすると、私は異動前の部屋に居るわけだから向こうからは見えないのだ。

パソコン本体を持って運んでいただいたのは、20年以上前に私がこの会社に入社した際に、上司だった男性だ。
異動先の部署で一緒に地方営業所のことを担当することになる。
うちの会社では58歳となると「役職定年」となり、呼称が変わり、役職を解かれ、給与も減額となる。
もうすぐその役職定年となる身の男性だ。なんだか、老老介護みたいな感じだなと思ってしまう。
この私の中のマイナスイメージを払拭するには、どうしたらいいんだろう?

私が新しい席に着くと、まだまだ挨拶もきちんとしていない私に対しても、若手で「引っ越し奉行」に任命された今年の男性新入社員が、
何か移動するものありますか、と声を掛けてくれた。席のそばまで自分で運んだものを、通行の邪魔にならないよう、
新しい席の脇へ寄せてもらった。ありがたかった。

無事席のセッティングが終わり、パソコンも起動して、残りの処理を済ませ、会社を出た。19時半を回ってた。

最後の引き出しと椅子が残ったまま、机をどこかへ持って行かれてしまったことがわかり、
それまでも薄々感じていた疎外感を決定づけたような印象を受け、ショックを受けた私。
あの時の、あの営業課長の表情。椅子がないと取りに行った時の応対。
「(引き出しのほかに)椅子が…」とおずおずと言った私に、営業課長の応えが「(椅子なんて)どうでもいい」に聞こえたので、
「ああ、どうでもいいんですよね、(私の)椅子なんて」と返し、
適当にそのあたりにあったものを確保したが、内心、またこのアンチ発言かよと思った。
私の耳が悪くて、本当は「どれでも(持って行って)いい(ですよ)」だったのかもしれない。

とにかく、この4年間の間の、ずっと「しこり」になっていた、まるで棘のような、何かが最後に出たのだ。
もう少し優しい、誤解の懸念のない言い方はないのか? 少し前にあった歓送迎会でも挨拶しなかったし、向こうも何も言わなかった。
帰宅して思う存分、怒りに似た悲しみに、ひとり暮れた。
ほんと、こんなことで傷つくなんて我ながら馬鹿だと思うけど、気のすむまでどっぷり漬かった。



なんで足痛いんだろう、どこがどう痛いのか、よく分からない。
今日、従妹と久しぶりに会う約束も断って、ゆっくり歩いてみて確かめた。
腫れているくるぶし以外に、踵のほうも不安定だし、浮腫みが出る甲のあたり、小指と薬指につながる骨がきしむ。
横方向の加重に不安を覚えるし、点字ブロックなどの凸凹や道路端の斜面に足を置いた時など、
小指側が下がる、親指側が上がるとかその逆もダメだ。来週、MRIの検査を予約した。

自分の痛みがわからないって、ダメだ。


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