新しいレジを体験！

ビックロ。
新宿にあるビックカメラとユニクロがコラボした店舗。

ちょっと立ち寄って、買い物。ビックロが開店してから２～３回目の来店。
いやはや。

外国人がけっこう来店してた。
家族連れの北欧系の顔立ちの方々。
気の強そうな女性と連れ立った中国語らしき会話のご夫婦。
二人連れの女性も声高な会話（中華系）。

たくさんの買い物袋を提げた人々、大きなスーツケースを持っている人。
とにかく、目につくのは旅行者だ。
パソコン周辺機器を扱っているフロアでは、暇を持て余したのか、
定年後らしき男性、サラリーマン風だが最近のeスポーツにハマっているすっごくコアそうな人を見かけた。

パソコン周辺機器でUSBケーブルを買いたかったのだが、
専門性、先進性が自宅周辺の電器屋と異なる品揃えで、私の欲しいものとは
やや異なる印象を受けたため、購入は断念。

ユニクロの下着を求めて上のフロアへ移動。
フィッティングルームは10以上あり、「○○の別サイズをお願い」など
スタッフと客の会話が飛び交う。なかには、「靴は脱いでください」という懇願も。
さて。ブラジャーの試着も大丈夫なのか確認した私はフィッティングルームで
一人、２点のブラジャーを試着。
満足いく品質だったので購入を決定。
フィッティングルームの出口で返却の品はないこと男性スタッフに告げると、
品物を一瞥したその男性は目線を避けるように
意識的に奥のフィッティングルームの方を見た。
おばちゃんが微妙なモノ持ってると、なんか言われそうで怖いよね。

会計はフロアの対局、端っこにあった。仕切られた中に白い台とその上に
大きなスマホみたいな端末が設置されている。

大きい画面は操作パネル、小さいものがクレジットカードや電子カードの読み取り機となっている。画面の隣は一段低く、箱型に凹んでおり、
そこに買い物かごや店内バッグをそのまま入れろとある。

入れると、タグを感知して、操作パネルに品名と金額を表示するしくみらしい。

現金やカード、電子マネーで支払いを済ませると、
振り返ったところに同様の白い台があり、台の下の棚から紙袋を自分で選んで
袋に入れることになっているらしい。
レジと包装の台を見渡すように女性スタッフが１名おり、
客が操作に困ったら対応したり、不要なハンガーや店内買い物バッグを回収する。

放置…いや自立。自律、だろうか。
海外客の多いこの店舗ならでは、なのだろうか。
それとも、今後このスタイルを定着させるつもりなのだろうか。
自ら精算を済ませる客の、おつりの小銭が吐き出される音を後ろに聞きながら、
なんだか近未来世界にでも来たような気持になった。
小銭の音と電子決済は真逆だなと感じながら。