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古希も過ぎた爺の「気楽な自転車散歩」やチョット頑張った「サイクリング」の備忘録(ボケ防止かな?)

桐の花/さだまさし(2024/5/11)

2024-05-11 20:13:00 | 音楽

桐の花」は、さだまさしが1985年6月12日に発表したアルバム「ADVANTAGE」に収録されている楽曲。(作詞(詩)・作曲:さだまさし)

歌詞は、女性視点で綴られている。

主人公は拘置所の小窓から見える「桐の花」を眺めている。

彼女はある罪を犯して世間から裁かれようとしており、同じ罪を背負った情人の一言を待ち望んでいる、そのせつない想いを桐の花に重ねている。

また、この歌は女性の情念の激しさを表現している。

特に、以下の歌詞が印象的です。

待てというなら二千年でも待ちましょう。去れというなら夕暮れまでに消えましょう

この激しさは、男性には理解できない?ものであり、さだまさし独自に描いたイメージが込められている。

また「カステラの色に珈琲の湯気に」と言う言葉は「北原白秋」の歌集「桐の花」を読んで深読みできる部分です。

この歌集は白秋が恋に落ちた人妻とのスキャンダルによって影響を受けたものであり、さだまさしの歌にも反映されている。

鈍色の空を 低く飛ぶ鳥が
短く啼いてゆきます 真昼の雨
遠くで季節のかわりゆく音を
独りきり聴いている午后
手紙を書きます 少しつらいです
離れて暮らしてる あなたが見えない
私元気です 本当は嘘です

桐の花/さだまさし

コメント (2)
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