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Cluster and Eno - S/T 「破滅寸前の日帝経済(2) 『財政危機の絶望的深刻化』」にかんして

2015-10-14 07:18:45 | Ambient

Cluster and Eno - S/T [2010,JA]

  10/14 (Wed) ,breakfast食し、寛ぎの時間帯に、カラコン装着し、blendy/dripをいれて、プリンを持って再びシャックへと上がる。

 シャック内は、25.2℃であって、からりとした晴天だ。

 では朝の寛ぎの1枚にCluster and Eno 博士のhaute ambient musiqueを聴きましょう、イェイ!

1. Ho Renomo

 いきなりからして、エクセランなるambient 音響群が素晴らしいディスクールです(゜∀゜)

 朝は、この様にニュートラルな音楽がいいねえ♪♪

2. Schöne Hände

 「本作は様々な点で、非常に重要かつ歴史的なアルバムである」と松山氏は記している。それは「イギリスとドイツの70年代アヴァンギャルド・ミュージックが見事な調和を見たという点で。」であると。

 まあ、そう言われればそんな感じでしょうか。

4. Wehrmut

 その”イギリスとドイツの70年代アヴァンギャルド・ミュージックが見事な調和”を聞き取れるのが、この”Wehrmut”ではないか、と思います。 ambient と avanのフチオンなるコンストラクシオンであって、かと言って、特段難しい解釈など必要はありません。われわれ、リスナーはそれら心地いい音韻に身を委ねていればいいでしょう。

5. Mit Simaen

 さて中盤。ピアノの調べが美しい・・・

「破滅寸前の日帝・経済(2)」

第2節    財政危機の絶望的深刻化

 日銀による国債買い入れは財政ファイナンスそのものである。既に、新規発行額と同規模の国債を毎月買い入れてしまうのだ。

 安部政権は前倒し債の発行を拡大している。15年度予算の枠は過去最高の32兆円で、8月中旬時点ですでに8割を超えている。このように国家財政を日銀が直接(間接)に支えているのだ。これで財政はますます悪化する。安部は財政再建などどうでもいいという立場を貫いている。だが然し、こんな状態は長続きするわけもない。財政危機と国債暴落の危機が一気に噴出するのは時間の問題である。

 日帝の財政問題の深刻性は尋常でないレベルである。

 15年6月末の「国の借金」の残高は1057兆円にも上がる・。国民1人あたりで換算するならば約833万円の借金を抱えているということだ。 また、一般政府総債務残高では1202兆円であって、対GDP比で246%まで積みあがっている。天文学的な大きさであり、且つ世界中でもダントツで最悪である。

 これを「破綻はしない」という一部エコノミストもいるが、彼等の論拠は全くの出鱈目だ。

 先ずは、「グロスは大きく見えるが、資産分を引いたネットなら他国と然程変わらない」と言う安部式論法である。アメリカと同じレベルだから問題ないとかいう論理には何の説得力もない。米帝の債務残高は19兆ドルととんでもない規模であって、GDP比で第2次大戦時レベルの歴史的な大きさだ。それをめぐり、このかん財政危機を繰り返しているではないか。

 08”リーマンショック時に大企業を救済するために野放図な財政投入をエクスパンドしたのが原因である。大恐慌の爆発は、ソブリン危機というかたちで、新たな危機を生み出したのだ。

 さて、日帝・経済に戻ると、債務残高は純債務で見ても、GDP比で130%であり、破綻しくさったギリシャに次いで2番目に最悪だ。欧米他国と比べても飛びぬけている。 それだけではない。国家資産と言っても、150兆円ほどの外貨準備を除けば、年金積立金、道路などの固定資産、地方公共団体などへの貸付金であって、債務と相殺できるようなシロモノではない。

(2)     「国債は安定しているは、マヤカシ」

 また「1700兆円に及ぶ家計の金融資産があるから大丈夫」とか言う理論がある。そもそも、金融資産は国の資産ではないし、国債のリスクが高まったとき金融機関が投売りに走る事もいつ起きても不思議ではない情勢なのだ。金融機関は資本の独占的利益の追求が最優先であり、資本主義の競争原理における根本的動機であるからだ。いま、国内金融機関は国債暴落の現実性に戦々恐々としている様だ。

 その上で、13年度の家計貯蓄率がマイナス1.3%となり、遂に初めて下落に転じた!金融資産は減少していく。またこんもかん、海外投機筋による国債の保有が増えているのも事実だ。異常な緩和による国債市場の投機化が進行している。

 日帝の債務残高は、繰り延べ溜め込んできた矛盾のツケであって、最早万策尽きて解決不能状態に陥っておる。国債の発行残高は、97年金融恐慌⇒08”リーマンショックにたいする恐慌対策で、09年度の発行額は52兆円となった。その後も、毎年40兆円程度の新規国債を積み増ししている。

 財政赤字の一切の原因は、大資本救済にある。これを隠蔽して、歳出削減や消費税増税が、また「成長路線」なるものが絶叫されているが、いずれも全ての犠牲を労働者人民に転嫁するもので、絶対に許すことはできない。根底は、日本の国家、資本主義体制の矛盾であり、資本主義は既に歴史的に命脈が尽きて、われわれの桎梏となっているのだ。

(3)     「国債暴落に怯える日銀・黒田」

 まさに今、国債暴落が目の前に迫ってきている。リーマンショックいこう、14年11月ムーディーズ・インベスターズ・サービスは日本の政府債務格付けをAa3からA1に1ノッチ格下げした。これはG7の中でもイタリアに次いで低く、中国、韓国より低い評価だ。

 いま、バーゼル3の見直し、新規制案が論議されている。具体案まで公表されたのが金利変動リスクである。日本の銀行は国債や住宅ローン債権などを「売らない前提」として保有してきた。これらの値下がりリスクを評価するようになる。さらに議論が開始されたのが、日銀・黒田が問題にした信用リスクである。これまでは「先進国の自国国債はリスクゼロ」とされてきた。其れを、自国の国債であっても財政は短リスクを勘定に入れ、その分の自己資本を積み増しするようにと変更しようとしている。

 * 「国債の投売りが始まる!」

 日本の銀行は今年1月時点、約128兆円の日本国際を保有している。日銀の買い入れのゆえに2年前から約35兆円減ったが、それでも純資産の13%程に上がる。1%の金利上昇で、債権に長期融資などで9兆円弱の評価損が発生する。更に信用リスクも含めるならば、自己資本の積み増しの必要性は甚大になり、手持ちの国債の投売りは不可避になる。

 銀行が一斉に国債を売りに出せば、大暴落し金利の急上昇は必死だ。国債の利払い費も急上昇し、国家財政は破綻する。

 バーゼル規制は、帝国主義各国の恐慌の再激化への恐怖であり、また同時に激しい争闘戦である。そもそも日本の財政問題は、あまりに解決のリアリティがないがゆえに、国際会議に於いても特別に扱われてきた。だが然し、全世界的に国家債務危機が新たなかたちで爆発し始めている。この中で日本の財政危機が真正面に突き出されてきたのだ。

 (以下、後述)

 

8. One

 のどかで牧歌的な7. に続いては、中々アヴァンなる、このフォレスタシオンです。

 ビオラや琴のような弦楽が風情がありませね。

 はてここらで「PC プリンアラモード」を食べましょう、コロちゃん・ケロちゃん、ちゅーるちゅるる、果物クリーム美味しいね、

 うーん、おいちい おいちい! (^▽^)

9. Wehrmut

 さて早くもラストの鬨を迎えました。

 「苦悩」ですね。かのショスタコーヴィッチのシンフォニー第10番あたりを髣髴とさせる、重さ」がある。

 而して、短く終わる。

★★★★

初出は1977年にまで遡りますが、今一度聴いておきたい、ambient フシオン・アルバムでした。

 さて、明日まで中間考査で今日も職務を頑張るのでなければならない。

 JL1UTS Nick

 

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