当歳たち(2)

2018-05-13 16:18:35 | 日記
        さて、浦河を後にして静内付近の某牧場の当歳達を見せていただいて、門別白井牧場へ
        
        まず、サラトガが1月20日に早々と生んだハーツクライの女の子。
        さすがに1月生まれは大きい。もしかしたら、芦毛になるのか。
        サラトガスピリット以後の兄弟たちは気性の問題がほとんどで、思ったほど結果が
        出せないでいる。サラトガは1歳の時、移動先の馬運車から1時間も出てこなかった。牧場では
        柵にぶつかって大きな怪我をしたほどみんなが手を焼いた馬。
        その子にステイゴールドやオルフェーヴルがお父さんだとやはり益々手を焼く子になったのか。

        しかし、佐賀のスイングゴールド(ステイゴールド)もやっと身が入ってきて、ジョッキーの指示にも
        従うようになってきたし、フットステップ(ヴィクトワールピサ)もムラなところはあるが、勝つ時は
        強い勝ち方をしてくれる。頭も低くなってきた。
        オーラフォ(オルフェーヴル)も足元の不安も徐々に解消してきてこれからどんな競馬をするかまだ見限れない。

        今年はサラトガが生んだ初めての女の子。無事でいてくれればオギアルバンシア、スイングバイ、
        サラトガの後継となれる。また血を繋いでいける。

                     ハーツクライ*サラトガ(クロフネ) H30.1.20生 牝
        

                

当歳たち(1)

2018-05-13 13:41:48 | 日記
          5月の連休の馬産地は雨が降ったりやんだりのさむ~い日(10℃前後)だった。
          桜は7分咲き。静内の二十間道路は雨にもかかわらず沢山の車が行き来していた。

          そんな中我が繁殖馬を中心に生まれた当歳を見て回った。
          我が家の繁殖馬は5頭。今年は4頭の父がなんとマクフィということになったが
          みな無事に出産を終え、子供も無事でほっとしている。

                   ・ マクフィ*スイングサンデー(スペシャルウィーク) H30.4.14生 雄
       
          浦河の牧場主さんが牧場をやめるそうで、早々にこの親子を移動しなくてはいけなくなった。
          スイングサンデーの次の種付け馬をダーレ・ジャパンのディスクリートキャットを予定しているが、
          種付けまでは請け負いますと言って下さった。
          スイングサンデーは残念ながら現役時の実績に欠けているので、これを機に繁殖をやめる選択肢も
          周りから促されたが、継続する決心をした。
          
          スイングサンデーに大きな夢を託すから悩む事になるのであって、自分の好きな種牡馬を付けて、JRAででも
          地方ででも楽しんで走らせれば、馬主もこの子達も幸せではないか。そしてもしどこの競馬場でも大活躍
          してくれたらこんな幸せはない。第一あのスイングバイの子である。それに肌がスペシャルウィークの母親も
          少ないらしいし、これは個人の見解だがスペシャルウィーク肌の子はみんな綺麗な形をしてる印象がある。
          したがって、12歳のスイングサンデーにはもう少し頑張ってもらうことにした。