Pacific Geophysical Observation[OHP] Network

OHP network operation and data analysis report

スマトラ島南部最大余震の記録

2007-09-19 16:54:21 | Weblog
USGSによるとM7.9とされている
スマトラ南部の地震の最大余震の加速度記録です。

震源域がやや遠くなったためか、
directivityの影響か、最大加速度は20gal程度で、
震度を概算すると3程度の揺れです。

地動加速度および地動速度も最大値は本震の10分の1程度
になっています。

記録を見ると直ぐにわかりますが、
やや小さめの地震が続けて発生しています。

スマトラ南部地震の震源域近傍の記録

2007-09-19 14:23:19 | Weblog
2007年9月12日スマトラ南部(M8.4)での
地震の震源域近傍での地震動記録

ケパヒヤン KSI観測点

南スマトラ ベンクル県 にあり、
震源(破壊開始点)から200kmほど、
破壊領域から100kmほどの距離にある。

記録は加速度センサー(いわゆる強震計)で観測されたもので、
縦軸の単位は m/s/s 。
地震動の最大加速度は200ガル程度で、
気象庁震度を概算すると震度5弱に相当する。

現地ではブロック壁や道路の損傷があるとのこと。
この地震記録と被害の程度は一致する。

破壊の継続が約100秒とされているので、
この加速度記録も紡錘形のエンベロープを示している。

2つのピークが認められる。いろいろな地震波が混在するので
慎重な解釈が必要だが、中村氏の解析による震源時間関数と
似ているとも言え、破壊過程を反映しているのかもしれない。