Pacific Geophysical Observation[OHP] Network

OHP network operation and data analysis report

TJN温度計測システム再現試験

2007-05-11 17:33:27 | Weblog
入力オープン状態の4チャンネルの記録。
記録長は1日。
オフセットは異なるが、変動量は等しい。

しかも、この変動は湿度記録とそっくり。
チャンネル間の絶縁の問題か。

データに飛びがある。
飛びの出かたはチャンネルによって異なる。

現在のTJNは空いているチャンネルは
入力ショートにしている。



KSI短周期P波波形

2007-05-08 21:43:01 | Weblog
KSIの短周期P波記録です。
前のページと同じチベットの地震です。

やや遠い地震にも関わらず、振幅は水平動成分に
卓越しています。
地盤が火山灰土であることも原因かもしれませんが、
ノイズレベルの様子も含めると、
感度が心配になってきました。

いや、最初の波群の振幅は、上下動、水平動の
間でほぼ同じ振幅に見える。それはありそう。
水平動には表層付近の多重反射や散乱波が多く含まれている
可能性あり。

ノイズレベルの差の堆積層上であれば、
この程度の違いは良く観測される。



チベットでの地震の地震記録

2007-05-08 21:02:14 | Weblog
震源:チベット東部
発生時刻:11:59:51(UTC)
M:5.6 by USGS , 4.9 by auto Ms
Depth: 33.8km by USGS

1-3Hのバンドパスフィルターをかけた上下動成分の記録。
すべてOHPネットワークのテレメータ・データ。
各観測点にほぼ同時に到達しているのがP波。

短周期帯域では、KSIの記録が
比較的良いことがわかる。
走時の読み取りには、使えそうな感じです。

上から6本目の記録がKSI(スマトラ南部)。