WBC世界バンタム級暫定王者決定戦
井上拓真VSタサーナ・サラパット
拓真、日本伝統のWBCバンタム級チャンピオンのベルトを取れてよかった。
これでまた、日本にWBCバンタム級のベルトが帰ってきた。
拓真は、最初から様子見もせず、ガンガン手数を出していった。
あの右ストレート、確実に当てる事が出来るようになれば、山中の様に倒して勝てるチャンピオンになれると思う。
気になったのが、真っ直ぐ後ろに下がってしまう所と、前半のボディーへの攻撃の少なさ。
手数は出しているが、圧倒的に上への攻撃になってしまっている。
上下の打ち分けがもっと出来れば、右ストレートが当たる確率も上がると思うし、後半は相手がボディーをいやがっていたので、もっともっと攻撃の幅が広がると思う。
荒削りなボクシングに見えたが、それはまだまだこれからボクシングが洗練されていく証拠。
暫定王者なので、統一戦があると思うが、伝統のバンタム級のベルト。
ぜひ、正規王者になり、長谷川や山中の様に長期政権を築いてほしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます