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Letter

  

 あなたに逢えて 良かった。


  ありがとう。


  春の雨。 



  

記憶の海。

2010-10-20 16:49:42 | Weblog


薄れてゆく記憶を

思い出そうとするのは今は辛いんだと

確かあなたはそんな風に呟いて

「神様なんていやしないからさ 

空を見て穏やかな気持ちになればいい。」

そう言った。



海を駆ける馬に

残る記憶は僅かでも

私は空を見上げてあなたを思う。



思い出と過去の何処にも

もしも私がいないとしても

神様がいても居なくても

今はある。



膝は抱えたりしないよ

歩くためだから。


空を見て穏やかな気持ちになれた時

あの時にあなたが

いてくれたから。



追伸、

短い秋の中に

赤蕎麦の花が咲いています。


胸で呟く「お休み。」

2010-10-13 09:37:32 | Weblog



昨日夕刻

見ていた東の空から

暮れてゆく西の空に目を運ぶ途中

浮かんでいたお月さまは

眠る前にもう一度見上げた空で

深く沈んだ雲に隠れていた




胸で呟いた「おやすみ。」





まだ暗い朝

ヘッドライトの向かう先

くるくると回るファストフード店の看板


今、少し寄り道して

コーヒーを飲んでから戻っても

家族の朝食の準備には間に合うな・・・なんてこと

ぼうっとした頭で考えている内に

いつも店先を通り過ぎてる



玄関のドア、鍵で開けて

出掛けに飲み残した冷めたコーヒーを飲みながら

新しいコーヒーを淹れる頃

リビングのドアが開く