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Letter

  

 あなたに逢えて 良かった。


  ありがとう。


  春の雨。 



  

ルピナスの花言葉。

2010-06-15 15:29:04 | Weblog


今朝mailで

「今日空いてる?カラオケランチ、行かない? 」

「いいよ。何時にする?」と返信

11時半に待ち合わせて行ってきたんだけど

お喋りしていたら

3時間の間に

歌ったのは彼女が一曲だけ

笑っちゃうね。


この土地に来て

最初に出来たお友達で

自分の考えをきちんと持ってるひとなんだ

私に対しても彼女は

彼女の考えを伝えてくれる

気付かずにいたこと

何度気付かせてくれたかな

気付いていても気付かない振りを

何度言い当てられたかな


そして今日も・・・

「駄目だよ?」に

私、こう答えた

「そう・・・だよね。」


キャッシャーで

「今日はいいから。お誕生日のお祝いの代わり。」

強い口調でそう言ってから笑って

私の手を押し戻した

会えなくても毎年必ずくれる

おめでとうのメッセージで

それで十分なのに

甘えちゃったよ。



別れ際

「さっき言ったこと、忘れないでね?」

声もないまま頷いた私に

「月日は心を変えるよ」そう言ったあとで

「また誘うよ。」と くれた笑顔。




追伸、


花言葉は「何時も幸せ。」

元気でいるからね。




投函出来ずにいた手紙。

2010-06-15 08:32:58 | Weblog



もう夏の雲 空を流れてる

もうすぐ湿った空気 

風が運ぶだろう

唇を小さく動かして

無理に作った笑顔が

あの日悲しくて

あなたから目が離せなくなったんだ


何時か悲しいと

降る雨が悲しいと

震えたあなたはもう

ここにはいないけれど



何処を歩くんだろう

手を引いてくれる人はいるの?

あなたが笑っていると

それを信じなきゃ

踏み出せそうもないよ




夕暮れの通り雨

遠雷が告げるだろう

愛せないから愛したくて

愛してると繰り返してた

あの壊れそうな

あなたの傍にいたかったんだ


何時か重ねてた思い

二人待とうと

そう言ったあなたは

もうここにはいないけれど



どこを歩いてたって

過ぎた日に嘘などないよね?

だからあなたもそして私も

踏み出せるよ 違う流れの中


追伸、

お花は【エゴノキ】花言葉は【壮大】


時間という壮大な流れの中

擦れ違う一瞬は宝物。



父、あなたのこと。

2010-06-10 22:29:23 | Weblog


片付けようと開けた引き出し

数枚の写真の一枚



黒いタキシードは父

ウェディングドレスは白

父の腕の下のほう

両手を掛けた私


二人視線は 別のカメラ見て笑ってる


自慢の父だった

優しい父だった

優しいから強くて

強いから笑ってた


でもね・・・

時々・・震えてる背中を見たんだ

暗がりの中 震えてる背中


強がってたのかな・・・

私には 聞けないけれど






小学生の頃

お父さんの点数 何点?

作文の課題 父の日


覚えてるのは

つけた点数が99点だったこと



何故だろね

今振り返ると

100点から引いた 「1」がね

見つからなくて・・・

どうしても 見つからなくて・・・


その1点は

多分 

幼すぎた

私の我儘だったんだろうな



紫色が

「お前にはよく似合う。」って

父の好きだった色の花が

もう少ししたら開く濃い紅(くれない)の芙蓉の影に 



今咲く




追伸、

出会ったことで

生まれたのが

「ありがとう。」で良かった。





本棚の奥。

2010-06-03 13:59:46 | Weblog


「ねぇママ?本って何処の家にもこんなにあるの?」

「どうかな、多いお家はもっと多いんじゃないかな。」

「だけどこんなに本がある家 行った事ないよ。」



そんな今朝の会話のおかげで

久しぶりに手に取ってた本棚の奥の本


ハタチ近く、

丁度その頃私は

この言葉に会えたことに どれだけ感謝しただろう


誰かを そして自分を

愛しなさいと


懸命に 必死で

愛しなさいと


言ってくれた気がして

何度も読み返してた。

    
       


【あなたの知らないところに いろいろな人生がある】



あなたの人生が かけがえのないように

あなたの知らない人生も また かけがえがない
   
人を愛するということは 知らない人生を 知るということだ

    
         【 兎の眼  著 灰谷健次郎 】


本棚の奥の古い本は

心の奥を見せた


人を愛するということは

一瞬の流れの中で

出来ることじゃないんだね

誰かを知るということ

自分を知るということ



もう20年以上 時を重ねたのに

もう一度、同じ言葉

胸に刻んだ



その先に柔らかく光る。

2010-06-02 13:14:20 | Weblog


風の香りが変わるよ六月

暫くは晴れ間が続くって

暑いくらいの週末になると予報が伝えていたよ


金色のはなびら

昨日夕暮れ 通り雨の前

咲いていたダンデライオン

柔らかに光る綿毛に変わるまで

幾日そこで咲くかな



誰の欠片も

日常も心も

ずっと

そこにある訳じゃないから


もっともっと 大事に
 
もっともっと 大切に

するからね・・・



柔らかくて 静かな時間

そこに「辿り着いたね。」って

いつか笑える筈だよね。




追伸、


笑えるからね。