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Letter

  

 あなたに逢えて 良かった。


  ありがとう。


  春の雨。 



  

小さな畑。

2009-05-26 15:26:20 | Weblog

 

「タチカタバミ。」

花を支える茎は細くて折れそうで

葉は少し薄めの柔らかな緑色

花の色は控えめで小さくて

風が吹いて揺れても

折れない、だけど

踏んでしまわないように気をつけないと

気付かないまま傷つける

 

姿かたちが美しいから可憐だから

だから傷つけないように

そして守ろうと思うのかな

違う、そうじゃない

そう言いながら

草はむしり

花は摘むという

自分のなか

時々気付かされる現実に

本当は奥に潜む汚れに

幾度となく触れて

私はいつも自分のずるさを知る。

 

 

 

花も草も木も

風や空気や香り

月や星や太陽

鳥や生き物全て

 

人は大切だと思うものを

意のままにして

いつか大切だったこと

忘れていくんだろうか

 

違う、そうじゃないといいながら

 

むかしむかし

ずっとむかしにあった美しいもの

一体どれだけ消えていったんだろう

 

もう27年以上前かな

夏休みに泊まりに行くと

畑で真っ赤なトマトにお砂糖をかけて手渡して

私を戸惑わせた父方の祖母の

荒れた手を何故か思い出した。

そしてそれがとてもとても美味しかったこと(意外でしょ?)

畑を作るために摘み取った草は

畑を肥やすための肥料にしていたんだ。

 

 

それで私も「じっとしてちゃ駄目」って

庭の片隅ささやかだけど

ミニトマトとトマト

ハーブを植えてみたの

上手くできるといいな

 

夏休みの頃に

子供たち「美味しい♪」ってあの時の

私みたいに笑ってくれるかな。

 

少し沈みがちの毎日も

何かに気付く為の時間。

きっとそうだね。

そして一歩、歩かないとね。

 

どんな一歩でも歩かなきゃ。

歩幅、小さすぎかな^^;

 

 


贅沢な幸せ。

2009-05-25 10:43:15 | Weblog

 

時を刻む音だけ耳に響いて

何も手につかなくて

得体の知れない不安感のような

そんな感覚が

鼓動を早くしてる。

 

大丈夫と言い聞かせる。

きっと部屋を出て

散歩に出掛けて

昨日咲いていなかったお花を見つけたら

ほっとしたような気分になれる筈。

 

どうしちゃったんだろう。

大丈夫。

 

そんな浮き沈みを幾度か繰り返したから

忙しくしていないと駄目なのかなって思うし

お仕事をしないのも気が引けた

 

数日前

数件の会社をあげて

「お勤めに出たいと思うんだけど」

無言のままだった彼に

夕食を終えて子供たちが部屋に戻った後

もう一度切り出すと

「・・・仕事はしなくていいから。」

 

幸せなことなんだと思うけど

そう思うんだけど・・・。

 

昨日長女がポツリ

「パパは自分の思うことはするのにママの外出には厳しいね。」

 

彼は何にせよ

私が出掛けることを

快く思わなかった

そういえばずっとそうだったな。

 

ぽつんと時間が空いてしまったからって

今更仕方のないことなのかもしれないね。

 

幸せなことなんだもの。

 

 

紫色に咲くこのお花

お昼前にはもう硬く閉じてしまうけれど

翌朝にはまた

花開きます。

 

そう

こころの持ちよう

今自分に許されることをするしかないよね。

 

 

 

 

 

 


恋占い。

2009-05-19 14:51:13 | Weblog

 

 

河川の堤防道路に

マーガレットが咲いていたよ。

恋占いをしたな・・このお花でずっとずっと昔

 

今まさに花開いて

一番美しいだろうそのときの

花びらを一枚一枚外してたんだ

なんて可哀相なことしてたんだろ。

気付かないまま何度も 傷つけていたんだ。

 

  

 

 ↑切ない恋の唄が胸に沁みました。

 (こちらはYouTube が見つからなかったので。ほんの少しですが視聴できます。)

 

 

↑同じ 中さんの 【花】 お好きな方きっと多いですよね。  


 

 

 

 

 


いつもと違う場所で。

2009-05-12 09:59:15 | Weblog

 

 

きりりと冷えた朝

人の手の入らない場所

 

湿った土の匂いと

足先に朝露に濡れた下草を感じ

花びらを少しだけ残した山桜に寄り添うように

昼になれば鮮やかに

そして黄金のように輝くだろう山吹の花が

渓谷の早い朝には山吹色本来の

ほんの僅か赤みを帯びた黄色で目に映り

湧き水がすぐ傍らを流れ

渓流の音と響き合って

鶯の鳴き声が瞼を閉じさせる

 

生きているということ

何かを見て触れて感じて

重ねられるということ

願えるということ

切ないと思うこと

笑顔が嬉しいこと

抱きしめてあげたいと思うこと

 

目を閉じたまま

深く息を吸い込んだら

私の中に

そんな全ての光景が巡った

 

あぁやっぱりわたしには

無駄な出会いも別れも

ないんだろうと思った

 

数分後

雲の切れ間から見えた輝きは

砂防ダムの水面と光を別け合って

優しく包んでたよ

「大切でない時などない。」と

 

 

5月10日   午前5時17分 いつもと違う場所で。  

 

 


話。

2009-05-01 16:16:04 | Weblog

 

昨日お散歩の途中

優しい友人と

木陰のベンチで電話で話しながら

みつけた四つ葉のクローバー。

「こんなこと初めて。」って

話しながらみると沢山。

「欲張っちゃいけないよね。」って言いながら

4本の四つ葉のクローバー

だってね、聞いたことがあって

一度に4本見つけなくちゃ意味がないって 娘から。

 

幸せは今ある幸せで

充分なのに

やっぱりね。

欲張っちゃった。

 

 

明日からその娘たちもお休み

この話してなかったな。

 

今夜、話そう。

 

沢山

色んな話をしよう。