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Letter

  

 あなたに逢えて 良かった。


  ありがとう。


  春の雨。 



  

手紙。(覚えていてくれるかな。)

2009-12-28 20:42:45 | Weblog

 

 

別の場所で

書き留めたことを

敢えて残すのは・・・

嘘のない私を

知って欲しかったから。

Christmasの翌日書いた日記だよ。


タイトルは『聖夜の偽り。』

 

 

 

夕べ、Christmas だったね。

みんな、どんな夜を過ごしたんだろう。


Christmas night

ここ数年、空席だった席

今年も揃わないと思っていた家族


「ただいま。」

「これから出かけるの?」

「いや、何もないよ。今年は。」

「そうなの。・・・良かった。」

 

穏やかだったかもしれない

和やかだったのかもしれない

だけど

こころが

温まらなくなってしまった

夕食に湯気が立ち上っても

子供たちが

笑っているのに 何故・・・

 

 

よく耳にします

「夫婦は血の繋がりがないから」

「所詮、他人だから、子供とは違う、親とは違う。」

私は・・・変わっているのかな

「子供たちは何時か離れていくから、大切な人が出来るから。」

「夫婦が 辿り着く先、笑いあえていたら。」

子供たちより 主人が大切でした。

血の繋がりがないからこそ思いやりが必要と思っていた

 


過ぎたある日

贅沢な疲れなのか 糸は切れて

投げ出したくなった

それから 今まで、気持ちは何処か漂ったまま。

 

皮肉なもので

今は主人が

私を庇いながら 何よりも大切なのは

「夫婦ふたり」だと感じさせる。

 

でも

心は漂ったまま

Christmasツリーのライトの点滅に

擦れ違いを感じてしまう。

 

戻れるのか

戻れないのか

戻らないのか

戻るべきなのは 

知ってる

 

知ってるけど

こころは

漂ったまま

嘘つきの ママは笑う

嘘つきの 妻は笑う

 


ベッドでは 涙が止まらなくなる

 

追伸、

あなたの服の裾に

いつでも

あなたの服の裾に。

 

 

 

 


花は花。

2009-12-19 19:44:47 | Weblog

 

夕暮時

川の流れを見ていた

川沿いには

花びら散らしたあと

放射線状に広がった種子をつけて

揺れていた背の高い花

何処へ連れて行って欲しいの?

風に揺れてる

 

沿道のGASスタンドの灯りが

水面に落ちて溶けた

漣のような心まで映した

 

ただそこででじっと

流れを見ていた

 

風に揺れる花びらのないけれど花の すぐ傍ら

 

 

確かに花の咲いていた 何時かの花

その傍ら

 


幸せの意味。

2009-12-09 19:30:57 | Weblog

 

 

「今日一日疲れたな。」って

少し重い足取りで家路を辿っても

寒い冬に温かい食事

淋しい夜に誰かそこにいて

ほんの少し優しい会話に時が流れ

明日に夢が抱けて

夜に幾度ともなく目覚めることもなく

朝に穏やかに目覚められて

また一日が過ぎていくなら

 

 

それだけでそれは

本当に幸せなことだと知った。

 

贅沢なことなど ひとつも願わない。

特別なこと 望んでなんかいない。

 

誰のことも責めない。責めるのは自分だけで。

そして「みんなが幸せならいいのに。」って

 

そんなふうに 誰かの幸せばかり願ってる。

 

そんな優しい人が 歩く道を 照らす光が

一筋 消えずに灯っていて欲しい。

 

 

 

子供に戻って

子守唄を聴いてよ

優しく抱かれて眠れる夜

 

そして希望の朝まで。

 


プログラム。

2009-12-06 22:13:17 | Weblog

 

ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲

チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」

シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」

 

 

涙が出たよ。

溢れて止まらなかった。

溢れ出るのは

涙だけじゃなく

きっと 湧き上がるもの。

 

辛さだけじゃない

悲しいだけじゃない

生きることを伝えてる。

 

胸の想い 羽ばたいてく

思う場所に 辿り着くんだ。

 

 

 

ウェーバーの中の射手

彼は魂を悪魔に売ったよ

一番寄り添いたかった彼女を失ったかに見えた

だけど罪は 許され

苦難のあとに 幸せが訪れた

親愛なるものと共にあれた。

 

チャイコフスキー 

ロメオとジュリエット

苦境の中 決して添い遂げられないかに見えた

二人の心は

誰よりも強く深く寄り添っていたんだろう

結末は

命と引き換え 解らない・・

そこで 二人は永遠に寄り添えたのだろうか。

 

シューマン

その人生は 皮肉にも切なすぎる

夢と愛とを 流れる河の流れに 

抱き続けていたのに

侘しいほどの 愛を望み続けながら

 乞いながらも 希望の序曲を残して。

 

 

誰が幸せだったんだろう

一体誰が 満たされていたの?

 

解らないから だから私は

聴きながら 感じるまま

シートに身を任せ

そして 涙は溢れるに任せ

 

 

そんなとき

心の隣に誰が座るの

 

現実には 誰も座らない空席

 

そこにいるのは

いつか私を助けてくれたひと?

 

現実には 冷たいまま赤いシート。

 

 

 

 

生きることは 歩くことは

プログラム通りにいかないの、知ってる。

 


記念日。

2009-12-03 15:57:41 | Weblog

 

今日、記念日。

あずさ7号 8号車

待ってたあの日。

 

覚えてるよ、忘れない。

 

昼食にお蕎麦、食べたね。

お店の名前は「花尋庵」

コーヒーショップでコーヒーを飲んだよね。

あなたは「トアルコトラジャ」それは覚えてるのに

私が何を飲んだのか覚えてないの。可笑しいね。

あの時 「飲んだことないな。」って私が言ったら

「美味しいよ?飲んでみる?」ってカップ手渡してくれた。

夕方に小さな湖に行って

ほんの少しお散歩したらもう「さよなら。」の時間だったね。

あっという間に時間、過ぎちゃって・・・

私に買ってくれたよね、タリーズのコーヒー。

顔見合わせて、少し笑って

あなたはとても 優しかったよ。

 

細かいこと、覚えてるでしょ?w

だって大切な記念日。

 

「お休み。」って別れて・・・

 

翌日

あまり知らない街で道に迷って

通りがかりの神社で手を合わせた。

何度顔を見合わせたかな

小さく笑う出来事が幾つあったかな。

 

あの駅ビルでも タリーズでコーヒー飲んだね。

そのときもあなた「甘っ!」て・・あれ、メイプルラテだったかな・・

それで 交換したの、

忘れてるでしょw

 

駅のホームで

振り返って 

手を差し出してくれたあなたを 私は忘れないよ。

記念日のあなたも

違うあなたも、全部まるごと。

 

 

 

 

追伸、

明日は

冬に咲く花を 見つけてくるよ、きっと。

あなたが同じ空の下

歩いてること信じて。

 

 

 


progressive 。

2009-12-02 22:43:53 | Weblog

 

ひとつだけ

覚えていていてね。

どんなときも あなたの味方

 

苦しい時がもしもあったら

わたしを

思い出してくれたら それでいいよ。

 

 

 

追伸、

いつか見せてくれた景色を取り出したら

改めて思い出しました。

想えるその・・・幸せを

「ありがとう。」

 


あなたがいない。

2009-12-02 09:29:43 | Weblog

 

冬の朝

今日は暖かいって

TV番組で

若く美しい人が優しい声で伝えていた

 

だけど あなたがいない。

 

日常は変わることなく

いつもと同じように

私がいることを許してくれてる

 

だけど あなたがいない。

 

知人でも友人でも恋人でも

繋がっていける

それを信じたいと思っていたよ

 

だけど あなたがいない。

 

 

でもね あなたはいる

戻れたんだ きっと歩いてる

私に残された たったひとつ出来ること

 

わたしが ここにいること。

 

 

追伸、

堪えても堪えても止まらないんだ

私は本当に嫌な女だ

あなたが向かう幸せに

辛い涙流すなんて。

また 「ありがとう。」を言い損ねちゃったね。「ごめんね。」