別の場所で
書き留めたことを
敢えて残すのは・・・
嘘のない私を
知って欲しかったから。
Christmasの翌日書いた日記だよ。
タイトルは『聖夜の偽り。』
夕べ、Christmas だったね。
みんな、どんな夜を過ごしたんだろう。
Christmas night
ここ数年、空席だった席
今年も揃わないと思っていた家族
「ただいま。」
「これから出かけるの?」
「いや、何もないよ。今年は。」
「そうなの。・・・良かった。」
穏やかだったかもしれない
和やかだったのかもしれない
だけど
こころが
温まらなくなってしまった
夕食に湯気が立ち上っても
子供たちが
笑っているのに 何故・・・
よく耳にします
「夫婦は血の繋がりがないから」
「所詮、他人だから、子供とは違う、親とは違う。」
私は・・・変わっているのかな
「子供たちは何時か離れていくから、大切な人が出来るから。」
「夫婦が 辿り着く先、笑いあえていたら。」
子供たちより 主人が大切でした。
血の繋がりがないからこそ思いやりが必要と思っていた
過ぎたある日
贅沢な疲れなのか 糸は切れて
投げ出したくなった
それから 今まで、気持ちは何処か漂ったまま。
皮肉なもので
今は主人が
私を庇いながら 何よりも大切なのは
「夫婦ふたり」だと感じさせる。
でも
心は漂ったまま
Christmasツリーのライトの点滅に
擦れ違いを感じてしまう。
戻れるのか
戻れないのか
戻らないのか
戻るべきなのは
知ってる
知ってるけど
こころは
漂ったまま
嘘つきの ママは笑う
嘘つきの 妻は笑う
ベッドでは 涙が止まらなくなる
追伸、
あなたの服の裾に
いつでも
あなたの服の裾に。