2011年4月の画像でお届けしています。
☆:;;:・:;;:・:;;:・:;;:・:;;:お蔵出しちゅう☆:;;:・:;;:・:;;:・:;;:・:;;:☆
①十味観の特色湯包に舌鼓を打ち
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②土山湾博物館で、徐家汇、土山湾の発展の様子や歴史を垣間見て
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光啓公園内にあります「徐光啓記念館・陳列館」にやってきました。
公園の南西側にあります。
南春華堂(Nanchunhua House)
上海市徐家匯梅陇路南春华堂3号から現在地に移設。
『南春華堂』 は、上海で現存する最古の住居(今から500年以上)
なのだそう。
徐光啓博士の功績、徐光啓博士にまつわる資料が
展示されています。しかも、入館無料。
参照HP
光啓公園(wiki) http://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%90%AF%E5%85%AC%E5%9B%AD
建物はコの字型になっています。
奥と両サイドに展示物があります。
入って右側(東方向)の展示物
徐光啓博士の書。
中ほどには
花崗岩で彫られた
「徐光啓博士の半身像」
があります。
出入り口側方向を向いて、パチリっ
両サイドに回廊がありまして、
↓コチラ↓奥の建物の入り口
明や清の時代を中心とした写真、図画、地図に加え、
徐光啓博士が編纂し、日本にも影響を与えた農書「農政全書」や
宣教師マテオ・リッチとともに翻訳、編纂したとされる、
「幾何原本」なども陳列されていました。
参照HP
農政全書(wiki) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%94%BF%E5%85%A8%E6%9B%B8
↑宣教師 マテオ・リッチ(Matteo Ricci)が描いた↑
「坤輿万国全図」・・・世界地図
*マテオ・リッチの中国名=利玛窦(Limadou)
参照HP
マテオリッチ(wiki) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81
日本は丸みを帯びて、描かれていました。
地名は漢語で書かれています。
↓昔の「徐家汇天主堂」を中心とした写真↓
土山湾博物館では ↑こちらの写真↑ 撮影禁止エリアに入っていて
撮影NGだったのですが、こちらでは撮影OKでした。、
<感想~記念館に行ってみて~>
日本の農書に大きな影響を及ぼしたとされる「農政全書」。
「幾何原本」を翻訳する過程で生まれたとされる
「幾何」「点」「線」「直線」「三角形」・・・・などの図形用語。
わたしが知らず知らずのうちに使っていた言葉や恩恵を受けてきたものが、
徐光啓博士によってもたらされたものだったと知り、
感慨深い気持ちになりました。
徐光啓博士とのつながりを感じる、
時を越えて徐光啓博士と触れあえた様な気がした、
記念館見学でした。
参照HP
農書(wiki)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%9B%B8
幾何原本(百度)http://baike.baidu.com/view/44606.htm
マテオリッチ(百度) ttp://baike.baidu.com/view/83745.htm
徐光啓(百度)http://baike.baidu.com/view/3713.htm
~徐家汇の名前の由来~
肇嘉浜、法华、蒲汇塘の河が交わるあたりに徐光啓を安葬し、
徐光啓の末裔たちが墓地の傍に住み始めたことから
この地名が名付けられたそうです。
ちなみに、肇嘉浜路は昔は河で、河を埋め立てたところに、
道路があるんですよ。
(土山湾博物館に行くと、昔の河の様子、そのあたりのことも
詳しく紹介・展示されています。)
徐家匯歴史散歩の目次はコチラ→徐家匯歴史散歩☆目次☆
徐光啓記念館 GuangQi Memorial Hall
住所 上海市徐汇区南丹路17号(×文定路)
光啓公園内
Open 9:00~16:30まで。
入館料 無料
すっごく面白そうですNE
うっかりしていて見逃しておりました~
いつかぜひ、時間のあるときに行きたいと思います。
いつも貴重で楽しい情報をありがとうございます!
南春華堂の情趣に富んだ佇まい、
まるで、500年前に
タイムスリップしたようでした
陳列館のそばにきちゃない池があって、
4月でも結構、蚊がいました
なので、夏場ですと午前中or冬場のお越しが快適に見学できるかと思いますyo。