風薫る5月。
プラタナス並木の葉が静かにそよぐ、涼やかな日の長楽路。
そのまま、まっすぐお家に帰った訳ではございません。
せっかく古北から出てきたんですもの。まだまだ行くわよー
次なる目的地は・・・
「中国藍印花布館」
長楽路沿い、東湖路と華亭路の間にある
「中国藍印花布館」への入り口
門をくぐると、すぐに「中国藍印花布館」があるのかと思いきや。
門の先には里弄住宅が立ち並びます。
住民の方たちが思いっきり生活しているわけで。
ママたちが、ちょうど通りかかった時には、
洗濯物の竿を窓に取り付ける作業をしていて、
住民の方&作業にあたっているおじちゃんたちで、
「あぁーそっちじゃない、こっちじゃない。
竿、もう少し切ってー」
と、てんやわんやしていました。
そんな生活感漂う里弄の小道を奥へ奥へと歩きます。
つきあたったところに
藍印花布館の入り口らしきものが・・・
住所もあっています。
とりあえず、洗濯物が出迎えてくれました。
歩いてきた道を振り返ってみる。
入り口の門から右にある小道をさらに歩いて行くと。
人ひとり通れるほどの細い道。
こんなところに本当にあるのー?
やばい人たちの隠れ家だったらどうしようー
えぇーい、もうー行っちゃえーーー
と、行ってみたら、
辿り着きました。意外に、あっさりと。
中庭を入って行ったところに建物があり、
建物に入って左側に「藍印花布陳列館」がありました。
陳列館では、貴重な古い藍印花布や機織り機、型紙
などが展示されており、これらの展示品は
1人の日本人女性が収集にあたられたそうです。
中国の藍印花布を後世に繋げてゆきたい←ママの想像
という収集された女性の思いがビシバシ伝わってくるようでした。
陳列館のお隣の部屋では
藍染の小物類や衣服、履物、布、などが販売されていましたよ。
中庭でたなびく藍色×白色のスカッとした藍布が
実に美しく、涼しげでした。
中国藍印花布館
場所 上海市長楽路637弄24号(×東湖路と華亭路の間)
電話 021-5403-7947
時間 AM9:00~PM5:00
入館料 無料
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