甲区の所有者と乙区の抵当権の債務者の氏名のみを変更する登記の添付書類は、氏名変更がわかる戸籍謄本だけでいいだろうと思い込んでいたら、「住民票も添付して下さい」と法務局から補正の連絡がありました。
そういえば以前もそんな事を言われた気がするのですが、住民票も添付する根拠は「登記研究５３６号」の先例にありました。担当の方は、自身は戸籍謄本だけでいいと思ったようですが、上に確認したらいつも添付してもらっているという回答だったとのこと。戸籍謄本だけでは本人の同一性を確認するのに不十分だということでしょうか。
登記名義人変更登記の多くは住所変更か住所変更を伴う氏名変更が多いので、住民票は必然的に添付しておりますが、氏名変更だけというのは多くはないのでうっかりしてしまいそうです。
ちなみに今回は手元に印鑑証明書があったので、それで対応してもらえました。
４月１６日（土）私が所属している静岡県司法書士会志太榛原支部の支部総会が行われました。
コロナ禍のためZOOMでの参加も可能でしたが、私は直接会場に出向きました。
会場参加者は４分の１程度でしたが、久しぶりに皆さんの顔を拝見することが出来ました。
会員同士の交流も難しい状況ではありますが、支部役員の皆さんもそのような中で試行錯誤しながら会員同士の交流をはかる機会を検討しているようです。オンラインも便利ではありますが、司法書士の仕事は孤独に陥りやすいものだと思いますので、やはり直接会って話をして情報交換をするというのも大事なことではないかと感じます。
さて私事ではありますが、今回１５年以上支部会員として業務を全うしたということで表彰していただきました。もうそんなに長いこと業務をしているのかと驚くばかりですが、ここまでなんとか周囲に助けられながらやってこられました。このブログの内容も稚拙でお恥ずかしい限りですが、司法書士の業務を続けている以上、日々勉強だと思いますので、これからも初心を忘れず、地域の皆様のお役に立てるよう業務に邁進していきたいと思います。
