河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑――マッカ

2023年07月21日 | 菜園日誌

知らぬ間に落ちた種が芽を出して、手入れをしなくても育った野菜や花を「こぼれ種」という。
去年も記事にしたが、今年いちばんのこぼれ種はマッカ。
正式にはマクワウリ。二世紀頃から岐阜県にあった真桑村で作られ始めたので真桑瓜。
そのマクワがなまってマッカ。
生えているのは去年に作っていたニューメロンという品種。
黄マッカとともに昭和世代には懐かしいマッカである。
地味な甘さが地味に美味い。

除草した草を集めて積んでいたのが土になってしまった所に生えたのを残しておいた。
どうせヌートリアのエサになるだろうと思っていたが、どっこい、元気に育っている。
まったく肥糧も与えない100%の放任栽培。
自然の力だけに任せるという自然農法のすごさをあらためて実感する。

 瓜売りが瓜売りに来て瓜売れ残り売り売り帰る瓜売りの声
ウリ科でよく知られているのは、甜瓜、胡瓜、真桑瓜、青瓜、白瓜、冬瓜、西瓜、南瓜、糸瓜。
Q:さてこの中で果物屋で売られているのはどれ?

甜瓜(メロン)と西瓜(スイカ)。二つとも分類上は野菜なのだが、「果実的野菜」として果物屋で売られている。
大雑把にいえば、木になるのが果物。
イチゴ、バナナ、パイナップルも実は野菜。
Q:ならば逆の「野菜的果実」が一つある。なに?

コメント
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