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KANAX(かながわ研究交流推進協議会)の総会に参加する。
記念講演はK大教授による「電気自動車の開発とこれから」。概ね「名講義」であった。
ただし、前置きの地球温暖化概況の説明で「温暖化に占める自動車の寄与率は約20%」と(まことしやかに)語られた。科学者らしくない、(理科離れしたアホな政治家が犯しそうな)、前提条件を無視した「間違い」である。
(2004年の)全世界の「人工起因」によるCO2排出量(推定270億トン)のうち約20%が運輸(主として自動車)起因だと言うことなのだが、これは、動植物の呼吸や火山活動など「自然起因」のCO2を忘れた議論だ。