日の出とほぼ同時に起床し、2日目が始まる。
お世辞にも熟睡できたとは言えないが、寒さをほとんど感じることなく一晩を過ごせたのはラッキーだった。
さて、富士見が開くまでにはまだ5時間近くある。
とてもではないが待ちきれないので、予定を変更。
- 当初:富士見(遠別)→てしお(天塩)→なかがわ(中川)
- 補正:てしお(天塩)→富士見(遠別)→なかがわ(中川)
準備運動をして、出発は5時ちょうど。
まずはコンビニ弁当で朝食を摂ろうとしたところ、早速トラブル発生。
弁当のフタの縁で、右手親指の爪の間をズッパリと切ってしまったのだ。
初っ端からテンション急降下だが、足を動かさないと帰宅すらできないのが自転車である。
何事もなかったかのように進軍し、8時を待っててしおを制圧、9時40分には富士見に戻ってこちらも制圧。
予定変更の甲斐があった、…と言い切るのは早かった。
なかがわに着いてみると、なんと12時半だったのである。
原因は、遠別から中川に抜けるには山越えが必要だったことと、天塩往復で体力を消耗していたことがあげられる。
これならば、当初の予定どおりに進んだ方が30分くらい早かったのでは…。
中川を後にして音威子府へ向かう道中、次第に雲が低くなってきた。
風が強くなり、いつ降り出してもおかしくない状態。
15:15おといねっぷ、17:10びふかを通過するまでは持ちこたえてくれた。
雨は17時30分ころに落ち始める。
それでも美深市街はまだドライだった。
ウェットに変わったのは、天塩川を渡って名寄に入ったところから。
ちょうど150km地点となった智恵文で雨用装備にチェンジした。
ちなみに、智恵文から名寄市街までの区間は、名寄バイパスが開通している。
そのため、併走する国道40号はほとんど利用されていない。
旭川と稚内を結ぶ大動脈が、一部区間だけでもこのような状態なのはとても不思議な感じがした。
19時20分、人口3万人を抱える大都市・名寄に入る。
3万人が大都市なのかは意見の分かれるところだが、この2日間で通過してきた自治体の中で最大規模なのは事実。
ネットカフェで一泊しようかと考えたものの見つけられず、いつの間にか市街地を通過してしまった。
もち米の里なよろに着いたのは20時10分。
もう閉館していたので、今日はここで一泊することにした。
ピロティのベンチに陣取り、10分くらい横になってみたがとても寒い。
明日は私の誕生日らしいことが、家族から届いたメールに記されていた。
誕生日に凍死…はしたくないので、ピロティからトイレ入口のフード部分に避難した。
トイレに行く人がいるとドアが開閉するが、それでも屋外よりはまし。
どうにか眠れそうである。
さて、天気は回復するのだろうか。
予報では一日中雨らしいが…。
【本日走行距離】173.94km
【積算走行距離】1646.9km
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