
こんにちは😊
ワールドワイド系女子のあかりです!
「先入観は可能を不可能にする。 」
by 大谷翔平
桜も満開を過ぎて今は葉桜が楽しめる場所が 増えてきましたね🌸
近所に神田川が流れているのですが、
散った花びらが川、桃色に色づいていました✨
「花筏」という言葉をご存知でしょうか💡
私は恥ずかしながら、この前職場で上司と朝の感動の出来事としてこのことをお話ししたときに教えていただいてこの言葉を知りました☺️
そのときに思ったのは、日本語の美しさです。
私は大学時代外国語専攻で学んでいたので、日本語表現の豊かさは日常から感じることも多かったです。
ということで本日は、この「花筏」という言葉について調べてみたので、お話ししてみたいなと思います✍️

「花筏」という言葉は、
散りゆく桜の花びらが水面に連なり、まるでピンク色の筏のように流れていく様子を表します。
その光景は、春の息吹を感じさせると同時に、どこかもの寂しさを感じさせ、感慨深い情景として古くから日本人に愛されてきたようです。
平安時代
貴族たちは桜を愛でる文化の中で、その散り際にも深い情緒を感じていました。
水面に漂う花びらに、時の流れの儚さや、過ぎゆく美しさへの惜別を感じていたのでしょう。
室町時代
「閑吟集」に「吉野の川の花いかだ、うかれてこがれ候よの、こがれ候よの」とあるように、「花筏」は人々の心を捉え、歌に詠まれるようになりました。
ゆったりと流れる花びらに、旅愁や恋心を重ねていたのかもしれません。
江戸時代
俳諧が盛んになると、多くの俳人が「花筏」の情景を句に込めました。
水面を彩る花びらに、人生の儚さや、自然の美しさを感じていたことでしょう。
浮世絵に描かれた「花筏」は、庶民の間にも広がり、春の風物詩として親しまれるようになりました。
現代
現代においても、「花筏」は春の美しい情景を象徴する言葉として、残っており、川面を流れる花びらに、過ぎ去った日々への郷愁や、未来への希望を感じる人もいるかもしれません。

「花筏」は、ただ美しいだけでなく、人の心の奥底にある様々な感情を呼び起こす言葉です。
それは、日本人が古来より自然と共生し、その美しさの中に人生の機微を感じ取ってきたからに他なりません。
もしあなたが春に川辺を訪れたら、ぜひ「花筏」を探してみてください。
水面に浮かぶ花びらが、あなたの心にそっと語りかけてくるかもしれませんね。
では、今回はここまで!
それではまた~🙌☘️